おはようございます!
以前、読書についての記事を書きました。
読書の秋とよく言いますが、夏も本を読みたい気分になりませんか?
本屋さんに行くと、文庫本フェアをやっていますしね^ ^
今年から本格的に意識してするようになった読書。
7月は苦手意識のあった小説にチャレンジしました。
そもそもなぜ小説が苦手だったかというと
「物語の世界に入り込むのが苦手」
というのがわたしの場合は大きかったです。
なんで苦手なの?と聞かれると、「なんとなく」としか答えられないのですが、同じように、映画やドラマもあまり見るほうではないんです^^;
でも、ピースの又吉さんの「夜を乗り越える」という本を読んでから、小説も読んでみようかなと思って、読むことにしました。
このタイミングを逃したら、また小説を読む機会を失う気がして(というのも大げさだけど)
小説ではないものもありますが
【上段】
左から
・夜を乗り越える 又吉直樹
・楽園のカンヴァス 原田マハ
・こころ 夏目漱石
・村上ラヂオ 村上春樹
【下段】
左から
・円卓 西加奈子
・まほろ駅前多田便利軒 三浦しをん
・パンとスープとネコ日和 群ようこ
どの本もとてもよかったです!
一番気に入ったのは、楽園のカンヴァスかな。
今年一番読んで良かった本になると思います。
ルソーの絵を巡ってのアートミステリーなのですが、面白くて3日で読み終わりました。
終盤は涙する場面もあり、読後爽やかな気持ちになれる一冊だと思います。
一番挑戦したな〜と思った本は、夏目漱石のこころ。
小説初心者に文学は難しいかなと思ったのですが、結果的には読んでよかったです。
内容が重いので、読んでずっしりと疲れますが、それぞれの登場人物の心情がかなり細かく書かれていて、だからこそ、ずっしりと重い気分になったのかなと思いました。
漱石についても調べてみたのですが、神経質な性格だったと知って納得しました。
読みやすかったのは、円卓と、パンとスープとネコ日和。
どちらもほぼ1日で読み終わりました。
円卓は、小学3年生のこっこの物語。
ものもらいで眼帯をする同級生や、ハーフの同級生など、普通とは違うことにカッコイイと憧れたり、初めて聞いた言葉をノートに書き溜めていたり、口が悪いのもまたかわいくて、わたしも口には出さなかったけど、小さい頃こういう気持ちは持っていたなーと共感できました。
芦田愛菜さん主演で映画化もされたそうです^ ^
パンとスープとネコ日和は、ほっこりと、でも終盤は少し涙も。
小林聡美さん主演でドラマ化もされていて、この休みで観ました。
ドラマについてはすごく気に入って、わたしの目指すインテリアの雰囲気はこんな感じだなと思いました。
どっぷりと小説の世界に浸った7月。
読んでみての感想は、なんでもっと早くに読んでいなかったのだろう!という気持ち。
物語を読みながら、頭の中で風景や登場人物を想像するのはとても楽しく、読み終わった達成感も大きなものでした。
読後、終わってしまった…という喪失感はありますが、また別の小説の世界に冒険できる気がして、それもまた楽しいです。
暗い本はわたしにはハードルが高いので、読んでいてワクワクする本や、楽しい本、あたたかい気持ちになれる本がいいかな。
ひとつ、苦手を克服できてうれしいです^ ^
長くなってしまったので、この辺で。