『六月博多座大歌舞伎』夜の部 | 福岡徒然なるままに

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博多座開場二十五周年記念 『六月博多座大歌舞伎初日夜の部行ってきました。売り出し中の松也右近コンビ?に、鎌倉殿で大人気の彌十郎さんも。今回は、若手とそのお父さん達が揃う座組です、奮闘ぶりが楽しみ。

夜の部は通し狂言東海道四谷怪談 序幕(浅草観世音額堂の場より)、二幕目、三幕目大詰(仇討の場まで)の構成。一二幕、お岩右近くん大健闘、暗闇の中で怖い感じで進んでいく。三幕目・大詰の前、裏で舞台装置を準備する合間に、亀蔵さんが一人出ていらして、二幕三幕に間にあるお話し部分を要約して解説してくれる演出があり、初心者には、分かりやすくて、とても親切と思いました。そして、いよいよ恨みを抱いたお岩が、恨めしや~早変わりも交えての三幕目大詰へ、この場面がとてもよかった。最後のど派手な演出に度肝を抜かれた!来てよかった!と思わせてくれました、素晴らしかった!コクーンで見たあの衝撃を古典で博多座でやってくれるなんて!若い決断力に感謝!ありがとう!松也くん右近くん、そして一番は裏方さん達!松也くん初めて博多座でみた時、まだ線の細い女形だったよね、成長したなあ。来週は昼の部参戦、楽しみ!
ロビーはいなり寿司の「むろや」が階段まで列。博多大丸で買ってみよう。