まぶいの使用例
- あの子、ホント、まぶいんだよなあ
- いつ見てもまぶいよなあ、お前の車
ブタ箱の解説
ブタ箱とは警察所に設置されている被疑者・容疑者を留置したり、勾留された被疑者を収容するための代理監獄として用いられる収容所の俗称である。江戸時代までは牢屋が一般的であった(牢は牛(馬)を入れておく檻の意)。しかし、豚肉を食すようになり、豚を家畜として飼うようになるとブタ箱と呼ぶようになる。これは牛舎よりも豚小屋のほうが作りがチープで、見た目的に不衛生に見えたためとされる。
落とし前の解説
落とし前とは喧嘩などの揉め事や失敗の後始末、決着(けり)をつけること。また、後始末や決着のために用いる金品を意味する。
もともと、落とし前は香具師・的屋が使っていた言葉で、客と折り合いのいいところまで価格を落とすことを意味した。ここから、先述の意味で不良やヤクザが使用するようになった。
ケツの解説
[1] ケツとは尻の別称で、語感が下品になっている。二輪車に二人乗りすることを意味する「ニケツ」のケツはここからきている。
[2] ケツとは尻から転じ、「最後」「最終」という意味で使う(口が入り口=最初、尻は出口=最後)。「ケツから数える」「びりけつ」のケツがこれにあたる。
[3] ケツとは最後という意味が転じ、「最終責任」「尻ぬぐい」という意味で使われる。この意味では主にヤクザや不良が使用。暴走族の使う「ケツ持ち」のケツはここからきている。
サシの解説
サシとは「差し向かい・差し向かう」が略されたもので、漢字では差しと書き、二人で向き合う(対座する)ことを意味する。また、ここから「二人で(する)」という意味でもサシは使われる。具体的には「サシで飲む(サシ飲み)」「サシで勝負する(サシでケリをつける)」といったものがこれに当たる。ただしサシといった場合、例のような実際に向き合ってする行為やそれに準ずる行為にのみ使われ、「向き合う」と関係ない行為には使われない(例:「二人で花を育てる」を「サシで花を育てる」とは言わない)。
あ行
- 垢 【あか】
- 博奕による収入のこと。博奕に限らず博徒の収入を指すこともある。
- 「村岡がなんなら。おどれ一人羽ぶりようしよって。博打の垢ならわしのほうが古いんじゃいうてよう云うとけ」 時森勘市
- 足を洗う 【あしをあらう】
- 掟で縛られた社会から抜け、他の社会へと転じること。必ずしも堅気になることを意味せず、問題を起こしたやくざが博徒の足を洗ってテキヤになったり、テキヤの足を洗って博徒になるケースも多かった。
- 遊人 【あしばー】
- 沖縄におけるやくざのこと。沖縄には戦後になるまでやくざは存在しなかったため、本来は遊び人・不良・無職のフータローといった程度であるこの言葉を当て嵌めた。
- 姐さん 【あねさん】
- 親分や目上の女房のこと。姐御、おアネエサン。 親分が渡世上の親ならば、姐さんはいわば母親であるが、母親よりも格の低い姉と呼ばれることが女に権力を持たせないやくざ社会を象徴している。やくざは女性を大切に扱いはしても男と対等の存在であると見てはいないので、『極道の妻たち』シリーズの岩下志麻やかたせ梨乃のような姐さんは存在しない。
- 夫である組長が死亡した後、妻である姐さんが女組長となったり(松田組・松田芳子)、時代の組長が決まるまで姐として権力を振るった例(小原組・小原光子、山口組・田岡フミ子)もあるがこれらは例外中の例外のケースといえる。
- 「あいつ、明石さんの直盃の舎弟にして貰えんかちゅうて、人を介して姐さんに頼み込んでるそうなんや」相原重雄
- アンコ 【あんこ】
- 刑務所内の男色関係における女役。深海魚のアンコウ(鮟鱇)は悪食で知られ、口に入るものならなんでも飲み込んでしまう。そのアンコウのように男性器をくわえ込むのでアンコと呼ばれる。“アンコ椿”のようにあねこ(娘)が音便変化して「あんこ」になったという説もある。
- アヤ 【あや】
- 因縁をつけたり文句をいうこと。「アヤをつける」のように用いる。
- 安全装置 【あんぜんそうち】
- 銃器の暴発防止装置。セーフティ。解除しない限り弾丸は発射されない。
- 「おう、なにしとるんな、そんとらもん持ってから。安全装置が外れとらんど」 広能昌三
い行
- いなげな
- 変な、おかしな。
- 「鳥めの外道が突つきおって、いなげな格好になっとるわい」 神原精一
- いびせい
- 怖い、恐ろしいという意味。いびせー。
- 「明石組がいびせいけん、シッポ振っとるんじゃ」 松永弘
- 一本独鈷 【いっぽんどっこ】
- 大組織に所属せず独立を維持している組織のこと。単に「一本」とも言う。
- 仏具の独鈷に由来する用語であり、博多織の一本独鈷と語源は同じである。
- イモを引く 【いもをひく】
- 怖気づくこと。恐れて物事から手を引くこと。薩摩芋を収穫するために蔓を引っ張っていると、当然のことながら体が後退することに由来する。「芋引く」のように用いることもあり、臆病者のことを「芋引き」という。
- 「指揮官が行かんのなら、イモじゃ、イモじゃ」 広能昌三
- 「天政会の外道らが攻めてきたら、イモ引くこたぁねえんぞ。やれぃ、やりあげちゃれぃ」 市岡輝吉
う行
- 牛の糞にも段々がある 【うしのくそにもだんだんがある】
- すべての物事には序列が存在することのたとえ。牛の糞にも段がある。
- 「牛の糞にも段々があるんで。おどれとわしが五寸かい」 大友勝利
- 唄う 【うたう】
- 自白すること。謳う、歌う、などとも書く。
- 「神原が全部うとうてしもうた」 若杉寛
え行
- ええとこ付き 【ええとこづき】
- 八方美人。作中では親分を乗り換えること。
- 「早川も早川よ。わが親分が詰まらんけんいうてよ、今度はあっちの親分にいうてええとこづきするようなもんは、わしゃ好かんわい」 松永弘
- 絵 【え】
- 計略や策略、作戦や計画のこと。「絵を画く」のように使う。陰謀を企むことを絵を書くことに例えている。
- 絵図を画く 【えずをかく】
- 計画や策略を企むこと。 「絵」と同義。
- MP 【えむぴー】
- アメリカ軍憲兵隊。military police。戦後、進駐軍には日本の警察権が及ばないため、進駐軍兵士の犯罪を日本の警察官は傍観しMPが来るのを待つのが日常だった。米軍絡みの犯罪の捜査権もあるため、日本人が扱う盗難物資などを摘発することもある。また警察の手におえない凶悪犯や、やくざの組事務所の手入れ、暴動事件などの際には要請を受けて出動することもあった。
- 「MPじゃ、逃げぇ」 坂井哲也
お行
- 大物をたれる 【おおものをたれる】
- 大口を叩くこと。
- 侠気 【おとこぎ】
- 義侠心、正義感といった任侠の精神のこと。
- おとしまえ
- 失敗の後始末のこと。
- 「位を云うんなら、死んだ杉原さんのオトシマエをきっちりつけとくことが、極道の位いうもんでしょうが」広能昌三
- おどれ
- お前の意。
- 小父御 【おじご】
- 親分の兄弟分のこと。現代では「おじさん」と言うことが多い。
- 小父貴 【おじき】
- 小父御よりもやや格上の人間に用いる。
- おちょくる
- からかうこと。
- オメコ
- 女性器のこと。西日本で広く使われている方言。
- 「いうならぁ、あれらはオメコの汁で飯食うとるんど」 大友勝利
- オメコ芸者 【おめこげいしゃ】
- 水商売の女性への蔑称。
- 「オメコ芸者、われはだまっとれ」 江田省一
- 親父 【おやじ】
- 親分のこと。
- 親分 【おやぶん】
- やくざ組織の代表者。その肩書きは組長、会長、総長、総裁など様々なものがある。日本のやくざ社会は代表者が親となり、その下に弟分 【舎弟】と子分 【若衆】が従属する擬制的血縁関係を結ぶ。
- 元々は血縁関係のない武士が擬制的血縁関係を結ぶ“寄親・寄子制”に由来する。
か行
- 稼業 【かぎょう】
- テキヤの商売やなりわい。
- 稼業人 【かぎょうにん】
- テキヤのこと。
- ガサ 【がさ】
- 捜査すること意味する警察隠語。「さがす」→「さが」→「がさ」と転じたもの。
- ガサ入れ 【がさいれ】
- 家宅捜索のこと。
- 回状 【かいじょう】
- 回し文。昔は本当に回状を持った人間が各地を回ったが、明治以降は郵便で済まされるようになった。
- カスリ 【かすり】
- 上前のこと。上納金。
- カッパ 【かっぱ】
- 刑務所内の男色関係における男役。水辺に棲むと言われる妖怪・河童は人間を溺れさせ、尻子玉(肛門内にあると想像された架空の臓器)を抜き取るとされていた。男色の気がある囚人は河童のように人の尻を付け狙うことからカッパと呼ばれるようになった。
- カバチを垂れる 【かばちをたれる】
- 文句や屁理屈をいうこと。
- 漫画『カバチタレ』や、矢沢永吉のアルバム『KAVACH』もこの語に由来する。
- 「おうおう、どうとでも云いないや、いよいよ動きがつかんけん電話でカバチたれるしかありゃせんのじゃろが、おう、クソ馬鹿たれ」 広能昌三
- ガラス割り 【がらすわり】
- やくざの抗争におけるポピュラーな攻撃方法で、俗に“カチコミ”と称される。殺傷を目的とはせず、抗争相手の事務所の玄関に入っている代紋入りのガラスを割りに行く行為を指す。箱乗りした車から拳銃を発砲するのがポピュラー。
- 抗争調停機関は発達した関東では、揉め事が起こったらとりあえずガラス割りで時間を稼ぐ。そのうちに顔役が抗争を調停しに来るするので、攻撃したことでこちらの面子も立つし、相手も人員的被害は受けていないので調停を飲む。ガラス割りをしたボンクラは男が上がるし、警察は自主してもらえるので捜査の手間が省け、八方丸く収まる。
- 森田幸吉が「広島の喧嘩はガラスの割りあいじゃない。パン、と拳銃の音がしたら誰かが死んじょる」と述べたように、政治的駆け引きではなく本気で相手事務所に銃弾を打ち込む広島やくざは周囲に恐れられた。
- 近年は銃刀法違反に加え、平成7年に親切された発射罪により、たとえ殺傷を目的としていなくとも量刑が重くなったことからあまり流行らなくなった。
- 枯れ木も山の賑わい 【かれきもやまのにぎわい】
- つまらないものでも、ないよりはましであるという意味。
- 「枯れ木も山のにぎわいじゃのぅ、このままじゃ枯れ木に山が食い潰されるわい」武田明
- カリエス 【かりえす】
- 脊椎カリエスのこと。結核菌が脊椎に転移し、骨を溶かしさまざまな障害や激痛を引き起こす。正岡子規がこの病気のために寝たきりとなったことが有名。
- 「わしゃカリエスで腰が立てんのじゃ、院長に訊いてみぃ」山守義雄
- 顔に電気がつく 【かおにでんきがつく】
- 顔が赤くなること。
き行
- キュウチュウねこをかむ 【きゅうちゅうねこをかむ】
- 「窮鼠猫をも噛む」と同義。
- 兄弟 【きょうだい】
- やくざ社会における擬制的血縁関係の一種。同じ組の者同士は紐帯を深めるためたり上下関係を明確にするため、他の組織の者とは友誼や組織の格や個人的な損得勘定によって関係を結ぶ。兄弟といっても兄貴分と弟分には格の差が生じることがあり、「五分の兄弟(ごぶのきょうだい)」「五厘下りの兄弟(ごりんくだりのきょうだい)」「四分六の兄弟(しぶろくのきょうだい)」「七三の兄弟(しちさんのきょうだい)」「二分八の兄弟(にぶはちのきょうだい)」などの種類に分かれ、後のものほどその格差が大きい。
- 作中で「兄貴!」と呼びかけていても兄弟と呼ばれる間柄にはいくつかの種類があり、下の例に示すように1以外は厳密には兄弟ではない。
- (1)兄弟盃を交わした間柄。本来の意味ではこの関係だけが兄弟である。
- ex.若杉寛と広能昌三、坂井鉄也と上田透、新開宇市と有田俊雄(以上仁義なき戦い)、打本昇と広能昌三・松永弘・武田明・江田省一(代理戦争)、大友勝利と市岡輝吉(完結篇)
- (2)ノレン兄弟(暖簾兄弟。ノレン分けの兄弟)。同じ親分から盃を下ろされた子分同士はそれぞれが兄弟ということになる。直接兄弟盃を交わしたわけではないので、お互いの仲は険悪なこともある。
- ex.山守組結成時の坂井鉄也・広能昌三・新開宇市・神原精一・矢野修司・槇原政吉・山方新一
- (3)廻り兄弟(まわりきょうだい)。自分の兄弟の兄弟は自分にとっても兄弟だ、という発想。AとBが兄弟かつBとCが兄弟の場合、AはCにとっても兄弟ということになる。
- ex.大松義寛と荒谷政之・加納良三(最後の博徒)
- (4)年長者や有力者への敬称。
- ex.倉元猛が西条勝治に対して 【代理戦争】
- 侠客 【きょうかく】
- 任侠に溢れた男の中の男のこと。任侠とは強気を挫き弱気を助ける精神のため別にやくざである必要はなく、不文律の連帯組織を持っている職業──テキヤ・町火消し・鳶・漁師・沖仲仕・車夫・鉱夫・石工・杜氏・女衒・芸者など──も侠客である。
- 侠気 【きょうき】
- 義侠心、正義感といった任侠の精神のこと。おとこぎ。
- 斬り込み 【きりこみ】
- やくざ同士の首の取り合いのこと。間違い、出入り、殴り込みとは異なり、相手の殺傷を目的としている。明治以前のやくざの世界では抗争が起こっても相手を殺害することが稀だったためにこのような言葉が使われていた。
- 金筋 【きんすじ】
- 筋金入りの極道ということ。
く行
- グレン隊 【ぐれんたい】
- 関東大震災以降に出現し、戦後に威勢を誇ったテキヤでも博徒でもない不良集団。戦後は復員兵が闇市の支配権や復興後の縄張りを巡り、全国各地で博徒・テキヤ・三国人と抗争を繰り広げた。終戦後の混乱が収まると組織を持たない愚連隊は徐々に既存のやくざ社会へと吸収され消えていったが、本来のやくざとは筋目の異なる愚連隊を吸収したことから博徒・テキヤの暴力団化が始まったと言える。
- グレン隊は既存の親分から盃を下ろされていないためやくざではない。そのため愚連隊のままで終わった安藤昇や安部譲二は警視庁の前科者リストではやくざとして扱われてはいない。同様に万年東一は大日本一誠会を組織したから右翼である。漢字で「愚連隊」と当てるのは「ぐれる」から来ているとも、「当時何にでも“連隊”をつけるのが流行したから」ともいわれている。
- やくざのように掟や組織に縛られない自由なアウトローとして愚連隊は今でも人気があり、安藤昇、万年東一、加納貢、花形敬などは伝説的存在としてしばしば創作物の題材になっている。
- 映画『仁義なき戦い』の登場人物では、打本昇、早川英男などの打本組関係者が愚連隊出身で、打本が村岡親分の舎弟になった際に正式なやくざになっている。
- 組 【くみ】
- やくざ組織のもっとも普遍的な名称。慣習的に初代の親分の名前を冠することが多い。例:山守組─山守義雄組長、広能組─初代組長・広能昌三
- 実際に存在する例では、戦後日本最大のやくざ組織である山口組が初代組長である山口春吉の名前からつけられている。
- 昔からやくざ社会は箔付けのために武家組織から名称を借りることが多いが、この“組”という名称も元々は、江戸幕府の百人組、伊賀組、槍組、鉄砲組、御先手組、やくざの元祖とも言える旗本奴の白柄組、六法組、神祇組などに見られるような武家の組織単位である“組”に由来している。
- クロスオーバー 【くろすおーばー】
- 映画・小説・アニメ・ゲームなどの分野において、作品間の壁を越えて登場人物や設定が他の作品に登場すること。
- 『極道VSまむし』(1974年)─『まむしの兄弟シリーズ』のまむしの兄弟ことゴロ政と勝次が、『極道』シリーズの島村清吉が率いる島村組の地元・大阪釜ヶ崎へとやってくる
- 『極道VS不良番長』(1974年)─釜ヶ崎を後にして岐阜で商売に励む島村清吉と、清吉一家と地元暴力団の対立を金儲けに利用しようとする『不良番長』シリーズ・カポネ団の激突
- 『直撃地獄拳 大逆転』(1974年)─網走刑務所へと送られた主人公たちの前に、『網走番外地』のレギュラーキャラクター・八人殺しの鬼寅親分が現れる
- 『堕靡泥の星 美少女狩り』(1979年)─ヒッチハイクを『トラック野郎』シリーズの星桃次郎が主人公の父親をヒッチハイクで乗せる
- 『地獄』(1999年)─『ポルノ時代劇 亡八武士道』(1973年)で死亡し地獄に堕ちた明日死能が主人公を助け獄卒を斬る
け行
- 撃針 【げきしん】
- 銃の撃発装置の部品。雷管を打撃し、発射薬を発火させる。
- 「撃針がイカレとるげじゃけん、みとってくれ」 広能昌三
- ケツをかく 【けつをかく】
- そそのかすこと。
- 「おどりゃ武田にけつかかれてよ跡目に欲あるけんそれでもよかろうがよ。こっちはそう単純にはいかんのじゃ」 松永弘
- ケツを割る 【けつをわる】
- 逃亡すること。
- 原爆 【げんばく】
- 原子爆弾。ここでは1945年8月6日にアメリカ合衆国が広島市へ投下した原爆のこと。東京大空襲の八倍のエネルギーにより市外を焼き払い、衝撃波や放射能、火災によりの十数万人におよぶ被害者を出した。二次被爆、胎内被爆より戦後も多くの人々が苦しめられた。
- 広島の大親分であった渡辺長次郎が原爆で亡くなったことがその後の仁義なき戦いの原因ともなった。また二代目共政会会長・服部武の持病である貧血症は被爆のためであるという説もある。
- 原爆スラム 【げんばくすらむ】
- 広島市基町一体に存在した木造密集住宅地のこと。原爆により家財を失った人々がバラック小屋を建てて住み始め、引揚者などが流れ込みスラム化した。被爆者、低所得者、朝鮮人労働者が多く住んだことから社会問題となった。
- 原爆ドーム 【げんばくどーむ】
- 広島原爆の象徴とされる建造物。旧名・広島県物産陳列館。1945年8月6日の原爆投下の際、上空が爆発地点だったため衝撃波が窓から抜けて建物が残存した。1996年には世界遺産 【文化遺産】に登録された。
- 仁義なき戦いではオープニングやエンディングで広島の象徴として登場する。
こ行
- 後見人 【こうけんにん】
- 世間一般での後見人と同じ。
- 呉越同舟 【ごえつどうしゅう】
- 仲の悪い者同士が一緒に行動すること。出典は「孫子」九地篇。
- 「やめい、やめい。呉越同舟じゃ」 武田明
- 極道 【ごくどう】
- 暴力団と呼ばれるのを嫌ったやくざが生み出した自称。 道 【博徒は任侠道、テキヤは神農道】を極めるという意味で、「極道息子」のような否定的ニュアンスは含まれていない。
- 「ま、お前等同士で決めい。いうとくがよ、子が親に金をだししぶる極道がどこにおるんなら」 山守義雄
- 「わし、マーケットでこみおうたやつ等、らみんなブチ殺しちゃろう思うちょりますけん、極道にさしてつかぁさい、たのんます」 山中正治
- ここら
- このあたり、この辺。
- 「こんなもここらで男にならにゃぁ、もう舞台は回って来んど」 川田英光
- 木っ葉喰らわす 【こっぱくらわす】
- こてんぱてんにするという意味。
- ゴンゾウ 【ごんぞう】
- 沖仲仕の蔑称。明治以降、港湾・土木事業の発展とともに、沖仲仕や土方の勢力が盛んになりった。中には勝手に賭博を開帳したり、賭場を荒らすなどして既存の博徒と衝突することが多かったことから博徒が喧嘩の「ごろ」から嘲ってつけた呼び名。
- こんな
- あなた、おまえ、の意味。
- 「こんなと飲んだら死んだもんにすまんけえのぉ」 広能昌三