個展も後半となります。
今回は50回目の個展と節目になりました。
多くの方に支えていただきましたことをあらためて感謝しています。
コロナ禍がどうなるか、個展の日程を決めるのが1年前ということもあり、昨年に続き賭けのようなところがありましたが、どちらも無事開催できホッとしています。
私はもともと絵が好きでしたが、縁があって、展覧会の仕事をしていると、これは自分のやりたかったことなのだなあと思います。
社会福祉では、生活をよりよく整えることを目的にしていますが、衣食住の住の部分の肝になるのが絵画と考えるからです。
お客様と、とんな絵をどんなところにかけるのか、お話させていただいている時は、とても贅沢な時間であり、幸せのお手伝いをさせていただいて自分も幸せな気持ちになります。
絵は音楽と同じ芸術であっても、また違い、1点しか本物はないので、とても個人的なもの。
だからからか、絵を決められたお客様のために、この絵は生み出されたと感じます。
自分のために、子供の入学など記念のために、両親のために、家族みんなのために、友人のために、いろいろなあたたかい心が絵をもとめていただくときにそこにあります。
それも含めてのエネルギーが絵には存在します。
これからAIの時代で、今あるいろいろなものがなくなっていきますが、このような芸術だけが残るでしょう。
これまでの人類の歴史とともに絵があったように。
絵を選ぶときは、本人のインスピレーション。
魂が震えます。
それを素直に感じて、それをそばにおくことでいつも魂が震えて、本当の自分が戻ることになります。
バジャール流に言えば、ワクワク感がいつでもキープされる。
自分のステージを上げていくことができます。
お客様の今にピッタリな作品が届けられるよう、
私も、楽しい気持ちで、本日もお手伝いさせていただきます