22日(土) つづき

 

仕事を済ませてやってくるツツジ君夫妻が、

遅くなったら、見れないので・・・

ササユリのつぼみとヤマツツジをとってきた。

 

 

 

栗の花がいっぱい咲いているけれど、

実はどこに付くんだろう?

Nさんがいうので、

栗の花をとってきた。

 

上はほとんど雄花.

でも、

雌花が一つ、見えますか?

 

中央が雌花ですよね。

 

もう少しすると、小さな栗のイガになります。

 

カッパを着て傘をさして、ササユリを見てきた二人に、

ブルーベリーの収穫をお願いした。

 

ブドウのように、房ごと実ってくれたら、

収穫も楽なのですが、

一粒ずつ実ったものを採ります。

(爺様二人は初めての作業)

 

昔、漬物や味噌を保存していた土蔵の北側の一角。

夏の暑さから食品を守る昔の人の知恵。

 

崩れゆく土蔵を見るのは、

哀しいと思っていたけれど・・・

土とわらと竹と木材でできた土蔵。

 

自然に還っていく様は、

なにか尊いような美しさ

 

さて、夕食はいつもの生姜鍋

「大勢で食べると美味しい!」

が褒め言葉。

水前寺菜、きくらげ、ヘメロカリスのつぼみは、

ツツジ君の庭から。

 

さやいんげんの胡麻和えは、うちの畑から。

冷ややっこは、島根の美味しい豆腐。

夏野菜の浅漬け

炊き立てご飯

 

雨は降り止みませんが、

ホタルの舞い始める時刻、8時15分ごろ、

真っ暗闇の外に出ました。

傘をさして、5人がぞろぞろ。

もちろん、サクラも!

 

で、悲劇はおきましたが、

なにしろ真っ暗闇ですから、

画像はありません。

 

森の入口に向かって歩き始めたら、

あら、雨でも蛍は飛んでます。

ほら、あっちにも、こっちにも。

 

と、ツツジ君が、

「サクラが川に落ちた!

すぐそばにいたのに。

ドボンと音がした。」

 

まさか、よく知ってる場所なのに。

みんなでサクラを呼んでも、

暗闇から近寄ってくる気配はなく。

 

「サクラ!返事して!」

 

ようやくツツジ君がライトをつけて照らすと、

3メートル下の川にサクラの姿発見。

サクラは、このごろ視力、聴力ともに衰え、

呼んでも、上を見上げることもなく、

上流の草むらの方へ行ってみたり、

下流のコンクリート管の中へ入りそうになったり。

 

そこからは、小さな水路二本と合流して水嵩が増える場所。

 

慌てて爺様がはしごを取りに帰り、

私は、サクラが怯えて逃げたとき、

川に下りる覚悟。

 

しかし、長靴、作業手袋、作業帽子に身を包んで引き返したときには、

ツツジ君が川に下りてサクラを差し上げ、

上で爺様が受け取るところでした。

 

サクラは、震えていたけれど、

どこにもけがはなし。打ち身もなし。

めでたし、めでたしという顛末でございました。

 

そこからは、サクラにリードを付けて、

私は、雨に濡れながらホタルツアー。

 

大きいホタルと小さいホタルを、

ちょっとだけ実家に招待して、

観察させてもらいました。

 

よく写っていませんが、

 

背中の模様を見ると、大きいホタルは、ゲンジボタル

 

小さいホタルは、ヘイケボタルのようでした。

 

昔から、私の両親が、この時期の大きいのはゲンジボタル

と言っていたのが、証明されてうれしい。

 

ただ、この時期の小さいホタルがヘイケボタルとは、

思っていませんでした。

 

サクラは、この夏から、

野外就寝禁止!の身となりました。