2月21日(水) 曇り後雨

 

9時

近鉄橿原神宮前駅に集ったのは、

私たちと、川崎の友人夫妻と、橋本市からの友人で5名。

この記事を書いている今!

今になって、地図をにらみながら、深く反省しております。

 

なぜ橿原神宮参道へ入らなかった!

 

なぜ下山先をみんなで協議しなかった!

 

なぜそこで磁石の方位,を確かめなかった!

 

なぜ地図をちゃんと、ちゃんと、ちゃんと!

 

山で下山道を一歩間違えると大変なことになるのは、

重々承知の助。

 

ただ、標高199mの低山で、

大和平野の真ん中にある、

小さなお饅頭のような山。

どこから登っても、どこへ下りても・・・

 

全員、初めての畝傍山をみくびっていたとしか、言いようがなく・・・

 

 

 

いやいや、やはり一番悪いのは、

この旅を企画し友人たちを誘った私たち夫婦であります。

この場を借りて謝罪いたします。

申し訳ありませんでした。

 

さて、気を取り直して、

どこを歩いたのか、検証。

 

まずは、橿原神宮の東周りを北に向かって。

小雨ですが、全員ばっちり雨仕様。

 

橿原神宮参道の大きな木の鳥居に見とれます。

どうして倒れないの?

わざわざ近寄って柱に触ったのは、橋本氏。

 

その時、参道に入ってほんの少し歩いていたら・・・

登山道入口の標識があったのに・・・

 

いやいや入口にはどこも鎖が張られていましたから、

恐れ多くて入れなかったのですよ。

 

仕方がないので神武天皇陵へ。

 

ちょっと手前で山道に入ります。

初めは、こんな道。

 

でもそのうち、畝傍山と住宅との境目の道になって・・・

 

出会った地元の人に道を尋ねます。

「まだまだずうっと、この山をまわって、

分かりにくいけど、畝火山口神社から・・・」

とそのようなことを。

 

で、トップを行く夫は、

その人と別れるなり、

ぷいと山道へ。

ケガの功名?

 

細道は、山道へとつながり、

自然豊かな美しい道。

 

モチツツジかな?

 

で、まあ、あっけなく山頂に到着しました。

標高差100mほどですから。

 

美味しいコーヒーを淹れます。

 

ここまでは、まあまあ。

なんと丁寧に方角が説明されていることか。

 

で、また日課のように登っておられる二人目の地元の方に、

下山道を教えていただきました。

 

しばらく行くと大きな分かれ道。

まっすぐ下る広い山道もありましたが、

先頭は、さあっと右に曲がって、

畝火山口神社へ。

ここでございます。

 

 

ああ、ここでなぜ?!

みんなで地図を見て、

どの道を通れば、天の香久山に近くなるのか、

考えなかったんだろう?

梅が満開だね。

のどかな景色!

難を転ずる南天は、いい木だとか、

いや大きく成るから伐ってしまったとか。

 

楽しくしゃべりながら、

西に向かって橋を渡ってみたり、ひきかえしてみたり。

 

さすがに不安を覚えたのか、

川崎氏が、スマホで現在地を確認。

「反対側に下りたよ」

 

天の香久山は、真東にあるというのに、

現在地は畝傍山山頂の真西。

 

体勢を立て直そうにも、

碁盤の目ではない道路がいっぱいあって・・・

 

最後は、三人目の地元の方に、

軌道修正していただいたのですが、

画像がいっぱいになったので、

つづきは、また次回。

 

しかし、

こんなに道を間違えても、だれも責任者を責めることなく、

それどころか、

いきなり入ったあの山道が、

一番風情があって、いい道だったとか言ってくれます。

 

持つべきものは、友!!!

50年以上も続く山仲間。