5月10日(水)

 

ヨガを終えて帰ってきて、昼食を済ませ、

さあ、明日の山の準備!と思って外を見たら、

庭に続く階段の最上段に!

 

え?

なぜ?

くちばしから続く額が、平たい。

ハシボソガラスですな、これは。

 

時折り、グアアアと、しゃがれた声で鳴く

そうそう、ハシボソ。

 

どうやら、デッキの上の巣から落ちてきたようだけれど、

親につつかれないように、爺様は、

毛布をかぶって外から撮影。

それがガラスに写っています。

 

 

ガアアア

 

部屋のガラス戸を開けたら、入ってきそうなのでまた閉めました。

 

巣の中にいたときと同じように、

お尻を落とした赤ちゃん座り。

背中に灰色の産毛が少し。

 

かわいいけど、さっきデッキのそばを猫がうろうろしていました。

 

カサをさして、見に来ても、

親は来ないし、子ガラスは動かないし。

 

私は、山の準備もととのわず、

どうしよう、どうしよう。

野鳥の会に電話をしてみたり、

友達に相談したり。

 

とにかく猫にだけはやられないように、

部屋の中に、段ボールを設置してみたら、

ゴソゴソ音を立てながら苦労して、

自分で入って来たような・・・

 

中からは見えないので、外から見てみると、

入ってます。

 

なんだか、寂しそうな顔

 

時折り、ガアアア

 

網戸を閉めれば、もう鳥かご状態なので、

しばらく休んでもらうことにしました。

でないと、私がその場を離れられない。

 

夕方、ゴソゴソし始めたので、ドアを開けると、

ぴょんと跳んでよちよち歩き始めた。

そのまま、畑のそばの細道を、よちよちよちよち、

しっぽふりふり遠ざかって行ったので、

じわんと感動。

 

やれやれと安心していたら、

ガアアアと、庭でまた、あの子の声!

行ってみると、こんな高い所に登っていました。

時刻はもう5時半。

夕飯の支度があるので、

そこからは、爺様が付き添って見守り、

森の中に消えるのを見送ったそうです。

 

巣は、高いツブラジイの上にあります。

 

ガアアアと鳴いて、居場所を知らせ、

親に餌を運んでもらったかな。