みなさん、こんにちは、こんばんは。
今回は中国の洪水問題についてお話しします。
最近、中国の長江流域だけでなく、北部でも洪水が発生しているというニュースが話題になっています。
特に注目されているのが定州市で、地下鉄やトンネルが水没し、甚大な被害が出ています。
共産党はこれを「想定を超える雨」として自然災害と片付けていますが、実態は異なります。
定州市では「海綿都市計画」として、都市がスポンジのように雨水を吸収する計画が進められていました。
しかし、実際には洪水対策の名目で集められた資金が利権に流れ、本格的な対策が行われていないのです。
これにより、洪水被害が繰り返されているのです。
中国の共産党は独裁政権であるため、地方の統治が行き届かず、地元の勢力と共産党の末端組織が癒着し、法律が形骸化しています。
これにより、不動産開発の規制も守られず、自然保護地区でも開発が進んでしまいます。
さらに、国全体としての統一的な治水事業が行われていないため、各地で洪水が発生してしまうのです。
例えば、三峡ダムの建設も一つの利権であり、その結果、洪水や干ばつが繰り返されています。
中国の巨大な規模は一見メリットのように見えますが、実際には統治が行き届かず、経済的な問題も抱えています。
失業問題や過剰生産により、国内市場も厳しい状況にあります。
これにより、中国製品の安売り競争が激化し、他国のメーカーは厳しい競争にさらされています。
定州市の洪水被害は、今後も続く可能性が高く、中国の治水問題は根深いものです。
このような状況を変えるためには、共産党の体制改革が必要ですが、それには大きな障害が立ちはだかっています。