弁護士・社会保険労務士の梶永です。

 

本試験の正答率別に以下のような出題だった場合、

例えば

Aランク:30問

Bランク:20問

Cランク:20問

 

とします。

そして、ランク別に以下のように、正答していくとします。

Aランク:30問×9割=27問

Bランク:20問×6割=12問

Cランク:20問×3割=6問

合計45点

となります。

 

今回は、Cランクについて書きます。

Cランクは正答率50%未満の問題を意味します。

このランク問題は30%の正答率を目指します。

 

択一式試験は、5択ですから、全く山勘でも20%の正答率が得られる計算です。

ですから、正答率30%は、肢を3択まで絞れたら、それでやることはやったということになります。

つまり、三択まで絞れたら、即、瞬殺で答えを出すべき問題ということになります。

なぜか?

当然ですが、三択まで絞れたら、山勘でも33%の正答率が得られる計算になるからです。

Cランク問題は30%の正答率以上の期待をしていけません。

それ以上の期待をするから、その問題に「お別れ」が出来ないのです。

別れることが出来ずに執着して、Aランク問題又はBランク問題にかけるべき時間をどんどん浪費していきます。

 

そして、Aランク問題を雑に解くことになり、不正解を連発します。ちゃんと読めば出来たのにと後悔をしても、後の祭りです。

 

上の考え方に対して、Cランク問題も運が悪ければ、全部間違う可能性があるではないかと反論をする人もいるかもしれません。

そういう人は、時間管理を合理的に考えられない人です。

本試験全体を考えて、いかに得点効率を上げるかを考えることが出来ないのであれば、択一式試験の相対試験を得意にすることは難しいかと思います。

 

はまゆう社労士予備校では、

お別れが出来ない人でもお別れができるように指導しています。