さて帰宅の道に着く

帰りは湯河原から小田原までロードバイクで行き

小田原駅から電車に乗って帰る予定


まずは海沿いの道を走る

(行きに道を間違えてツライ山道を走ってきてしまったのでリベンジ!)


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う~みだぁ~!


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テンションあがって 早くも立ち止まって休憩


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海まで降りてきてしまった

砂浜というより 岩場

そして

ゴキブリににている海虫にひやっひやしながらも

ずんずん海の方へと進んでいく


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ざっぱ~ん ざっぱ~ん いいネ~

 
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湯河原から小田原までは下り坂も多く

楽に あっという間についた


小田原城に到着


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ここでも花菖蒲まつりをしている

(湯河原温泉でもしていた)


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小田原城が姿をあらわしてきた


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城! ここは天守閣

 
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小田原城には何回か来ているが

また飽きずに天守閣を上までのぼった


外国人観光客の集団が着物の人の写真をとっている


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近づいてみると

着物の衣装を着た友達(外国人観光客)を撮影していた


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この小田原城にはちょっとした動物園がある


まずはゾウのウメ子

戦後間もない昭和25年に

3歳で日本にやってきたんだって

(茶色のボードにそう書いてある)


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ウメ子は日本にいるゾウの中で一番の年上なんだとさ

おりの中から外には出てきてくれない


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おりの中のウメ子

 
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ちなみにゾウは群れをなす動物なので

一人ぼっちだととってもさみしいんだって

しかも狭いとこにずっといるし

(小田原城のこども動物園にウメ子は何十年もいるんだってね)

胸が痛くなった


ほかにニホンザルと鳥がいる


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小田原城のお堀を抜けて


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“箱根口”という交差点をちょっといくと


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またもやお城みたいな建物が見えてきた


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なんだこれは~!


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ってこれが小田原に来た一番の理由

外郎売りで有名なお店


「ういろう」本店


※「外郎売り」とは役者なら知らない人はいないハズ

歌舞伎市川団十郎の十八番の演目で

演技の勉強でよくこれを覚えさせられることが多い

「拙者親方と申すは~」から始まるセリフのもの

万病に効く「ういろう」という薬を売る口上が演目になっている


なぜ歌舞伎の演目になっているかというと

市川団十郎が体調不良になったときに

この薬の「ういろう」を飲んでなんども助けられたことにより始まるとのこと


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立派な建物だ

(八方が八棟 表が三つ棟玉堂造り)

(破風には菊に桐の董のご紋をご赦免あって系図正しき・・・)


欄干橋虎屋籐右衛門


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そうこれがあの薬の「ういろう」の本家本元


店の裏に立派な蔵があり

ういろうの歴史博物館になっていて

お願いをすると無料で見学させてもらえる

   
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本当になんにでも効く万病薬らしいよ


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腹痛・下痢・胃痛・胃痙攣・慢性胃腸炎・食中毒

吐潟・吐気・便秘・息切・日射病・歯痛

まだまだたくさんの効能がある

他に強壮薬としてもいいらしい


原材料が希少になってきているっていうのと

薬なので体調に合わせてってことで

店頭での対面販売しかしていないとのこと


うちの近所のおばさんが月に一度

わざわざ小田原まで行って買いに行くんだってさ


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銀箔でコーティングされている理由をきいたところ

モチがよくなるからとのこと

銀箔をすることによって

数年もちがよくなるんだってさ


そして

こちらがお菓子の「ういろう」


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お菓子の「ういろう」もこちらが本家なんだと説明書に書いてあった

薬の「ういろう」にがいので

その口直しとして出されたのがお菓子の「ういろう」だったんだって

気づいたら 他で流行り いつのまにか 名古屋の名物になったんだそうな


帰りは小田原駅でロードバイクを分解して輪行バッグにいれて電車に乗る


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そういえば

この旅でいろんなものを落とした・・・


①お金

②自転車のフロントライト

③自転車ライド用のサングラス


でも

この旅で得たもの・・・


「プライスレス」


って

今回本当に思ったのは ロードバイクに乗っている人たちが

だれもが爽やかであるってこと


ワタシがぐったり走っていたら

後ろから追い越し際に声をかけてくれたり

反対車線で走っているローディさんと目があったら

ニコって笑ってくれたり


“なんてみんな素敵なんだ”と思った


ワタシもそんな余裕あるローディになりたいわ