後閑駅・満留伊屋食堂/高崎駅0番ホーム・たかべん/中華街・龍凰酒家
金曜日です。関東甲信越も梅雨入りということで、雨交じりのすっきりとしない天気が続いた一週間でしたね。
とはいえ、本日は朝から快晴で、真夏のような暑さに辟易しました。なにせ、冷房が壊れているのですよオフィスの!
明日、緊急突貫工事を行うようなので、来週に期待することにします。ほんと、このままでは夏を迎えられませんよ…。
そんなことより、いよいよ本日夜中より待ちに待った『EURO2016』が開幕しますね。WOWOWは全試合放送なので、
ここから1ヶ月は寝不足との戦いが続きます。夜22時から1試合鑑賞→0時就寝→朝4時から1試合鑑賞→出勤と、
平均4時間睡眠ですからね。現在仕事をしていない嫁さんは昼間に寝放題だからいいけど、なかなかしんどいなぁ。
でも、4年に1度の楽しみですから問題ありません。今大会、僕はクロアチアが旋風を起こすのではと期待しています!
というわけで、先週末~本日までの記録を更新します。
先週末は毎年恒例の友人宅で開催される田植えイベントに参加するため、群馬県は渋川付近を訪れてきました。
今年は横浜から電車で向かったので、高崎駅から上越線に乗り換えて敷島駅で下車という行程だったのですが、
たまたま当日の土曜日(6/4)が“SLみなかみ”の運航日で、接続もちょうどよい時間だったので乗車してみました。
以前から、週末に上越線を走る蒸気機関車の存在は知ってはいたのですが、これまでは乗車する機会がなく、
いつか乗ってみたいなぁ~とぼんやり思っていたところに、今回の田植え日がバッチリとタイミングが合ったわけです。
集合時間の関係上、終点の水上駅までは届かずに、渋川駅で途中下車して、通常の各駅列車に乗り換えましたが、
高崎駅~渋川駅間のおよそ40分間の旅程を存分に堪能することができました。いや、思っていた以上に良かったです!
なかでも、最も感銘を受けた点が、蒸気機関車のスピードです。新幹線のみならず現在の電車に慣れた僕らには、
驚くほど“遅い”です。おそらく、時速60㎞くらいじゃないでしょうか。実際に乗車してみてこそわかる体感でしたね。
石炭と電気の動力の差をまじまじと実感させられましたね。戦後の回想記や写真集で出てくる汽車の情感って、
この緩やかスピードがあればこそなのだと改めて思いました。機関車両の先頭にびっしりと乗客が立っていても、
たしかにこのくらいのスピードならば大丈夫なわけですよ。やっぱり、何でも経験して初めて理解が深まりますね!
●今回はC61型でした。戦後の買い出し列車は、この最前面にもびっしり人が乗っていたのです!
●昭和24年製となれば65年以上も前か~。それが現役でまだ動くのだから素晴らしいですね
●機関席はこんな感じです。計器の1つ1つがシブイ!!これはたまりませんね~
●客車は1970年代後半に製造された「12系」です。行先表示もいいですね。昔の特急を思い出します
●車内はこんな感じになっています。昔ながらのゴツゴツとした感じが味わい深くていいですね!
●客車間のデッキにある冷暖房配電。こういうのいいなぁ~。いかにも昭和って感じですね!
●「くずもの入れ」も現在とは違いますね。12系車両が製造された70年代は客車で喫煙は普通だもんね
①後閑駅・満留伊屋食堂/高崎駅0番ホーム・たかべん/中華街・龍凰酒家
というわけで、上述のとおり土曜日は田植えイベントに参加して、翌日に沼田城跡を見学した後は伯父宅へ。
沼田駅から上越線に乗り水上方面へ向かうこと一駅、後閑駅にて下車します。ちょうど13時過ぎという時間帯で、
沼田城跡周辺から沼田駅まで歩いたせいか腹も減ってきていたので、駅前にある満留伊屋食堂に入りました。
先客はお爺さん3人で、そのうちの1人は4月に訪れたときも、まったく同じ場所に座って呑んでいらっしゃったので、
おそらくは相当の常連さんなのでしょう。他の2人はカウンターに座って呑みながら、競馬中継に見入っておられました。
僕はお座敷に陣取り、出前なのでしょうか厨房が忙しそうだったので、漫画を読みながらのんびりとくつろぎつつ、
お爺さんに追加の料理が出てきたタイミングに合わせて瓶ビールを注文。今回はスーパードライが出てきましたね。
突出しは野沢菜と生姜の漬物です。これがちょうどよい塩加減で、ビールによく合いました。こういう突出しは嬉しい。
漫画を読みつつ、漬物でビールを流しつつ、メニューを横目で眺めながら、〆に何を注文するか迷いに迷った結果、
暖かい鶏南蛮そばを注文してみました。他にもカレー南蛮や肉南蛮がありましたが、まずは鶏からですよねやはり。
で、出てきたが下記4枚目の写真です。前回のラーメンと同じ大きな丼で、なかなかボリュームがありますね。
前回食べたあっさり昔風醤油味のラーメンと違って、鰹出汁と醤油ベースのどっしりとした関東らしい味のスープで、
具材の鶏肉と長ネギは後載せされたのかスープとの一体感はありませんでしたが、これはこれで美味しかったです。
このボリュームで670円ならば十分に納得ですね。大瓶を飲んだあとだと、量が多すぎるくらいに感じましたしね。
10月に祖母の一周忌をお寺で済ませたあとは、葬儀のときと同じく会食を満留伊屋食堂の2階宴会場でやるそうです。
お寿司とか天麩羅とか盛りだくさんで、最後に出てきたうどんは誰も食べられなかったと記憶していますが、
最後に僕の分だけでもラーメンにしてくれるとありがたいんだけどなぁ。ま、会食でそんな我儘は言えないですよね…。
●後閑駅の方面表示看板。上越線でもホーロー看板は後閑駅くらいかな。新潟ではなく新泻ですからね!
●駅前にある満留伊屋食堂外観。相変わらず渋いです。隣にカフェがオープンしていたのにはびっくり!
●今回はスーパードライ(前回はラガー)が出てきました。おしんこがむちゃくちゃ美味しかったです!
●鶏南蛮そば(670円)。北関東らしい濃いめの味です。後閑駅周辺の畑は蕎麦の花だらけでした!
そして翌日の月曜日は、帰路途中にいつものごとく高崎駅で途中下車して、グリーン車呑みの日本酒を買い込んだり、
アテになる焼鳥や惣菜を買ったり、会社や嫁さんにお土産を買ったりする前に、高崎駅の駅蕎麦を頂いてきました。
いつもならば、買物をしたあとに駅構内へ入り、東京方面のホーム(2/3/4番)の駅蕎麦を食べるというパターンですが、
今回はなんと、上信電鉄の発着場である0番ホームにある駅蕎麦を訪れてみました。ここは、初訪問であります。
2/3/4番ホームからも現認できる店舗で気にはなっていたのですが、わざわざ駅蕎麦を食べるだけのために、
わざわざ上信電鉄の入場券を購入するのもバカバカしいし、2/3/4番ホームから眺めるだけで終わっていましたが、
よくよく調べてみると、入場券を購入しなくても0番ホームに入って駅蕎麦を食べることができることがわかり、
買物のために一度改札を出るわけだから、そりゃ0番ホームも訪れない手はないと喜び勇んで訪れたわけですね。
改札から出て西口方面へ向かい、階段を下りたところがちょうど0番ホームの入口で、駅蕎麦もそこにあります。
2/3/4番ホームと同じ“たかべん”の店舗ですが、0番ホームのほうが3倍くらい大きいですね。お客さんも大勢いました。
普段ならば、高崎駅で駅蕎麦を食べる場合は“味”ではなく“風情”を味わっていると自分では思っているので、
たいていはシンプルにかけ蕎麦を注文するか、気分によってはそれに生玉子を落とすかワカメを足すかくらいですが、
今回はお店に足を踏み入れた瞬間、カウンターにある天麩羅ケースの中に大きな“舞茸天”を見つけてしまったので、
思わず舞茸天ぷら蕎麦を注文してしまいました。同じたかべんでも、2/3/4番ホームと違ってこちらは食券制で、
販売機で450円を払って食券を入手し、カウンターで受け渡して待つ.こと1分も掛からないくらいで丼が出てきました。
むちゃくちゃ大きな舞茸天がどーん!と乗っかった豪快な一杯であります。もう見るからに美味そうじゃないですか!
蕎麦汁に軽く沈めて舞茸天にかぶりつけば、そりゃ文句ない味ですよ!これは、450円という高値も納得の味です。
群馬の蕎麦屋さんでは、これくらい大きな舞茸天を置いているお店が多くて、やっぱり名物なわけですよね。
高崎には“上州舞茸弁当”もあるし、そりゃ美味しいわけですよ。まさか、駅蕎麦でこれほどの舞茸天があるとは…。
わざわざ0番ホームまで来た甲斐がありましたよ。これからは、往路の2/3/4番ホーム店で食べるのではなく、
復路の0番ホーム店で駅蕎麦を食べることにします!天麩羅単品でも頼めるから、グリーン車に持ち込むのもアリだな。
●上信電鉄の発着ホームとなる高崎駅の0番線。ここの立ち喰い蕎麦は初訪問でした
●2/3/4番ホームと比べると、同じ“たかべん”とは思えないくらい、しっかりとした造りであります
●ケースに入っている天麩羅も店内で揚げています。どれも食べ応えのある大きさでいいですね!
●せっかくなので、大きな舞茸天が入った蕎麦を注文。これは美味しかった!450円はアリ!
そして水曜日は、中国語講座前に中華街にて夕食を頂いてきました。今年はこれで19回目の中華街であります。
週末から月曜にかけての三連休で暴飲暴食を重ねて、胃腸のコンディションはいまいちな状態だったのですが、
飯/丼モノは無理だとしても、麺モノなら1杯くらい食べられるかなと、半ば強引に気持ちを盛り上げて向かいました。
6月に入り、関東甲信越も梅雨入りで、すっきりとしない天気が続く中、水曜日は朝からよく晴れて暑かったので、
麺モノといっても熱々のスープで提供される料理は無理だろうと思い、そろそろ季節的に始まりだす冷やし中華や、
スープのない混ぜ麺や和え麺など、喉越しの良いひんやりとした一杯を求めて、3~4店くらい目星をつけておき、
足早に各店舗を巡り歩いて店頭に出ているメニューを見比べ、中山路にある龍凰酒家に入ることにしました。
入店の決めてとなったのは、未訪問店というだけでなく、中華街でもあまり見受けない“煮込んだ排骨”の混ぜ麺を、
ぜひ一度食べてみたいと強く感じたからであります。店頭の写真をみたら、一発で心が持っていかれましたよこれは。
店選びでウロウロとしていたので、入店したのはいつもよりちょっと遅めの6時ちょうど。先客は初老の夫婦が2組。
しかし、ひっきりなしに予約の電話が掛かってきていて、繁盛しているようでした。2階にも客席があるようです。
メニューを拝見すると、単品が1皿:1500円前後が主体で、観光地価格の中華街では良心的だと思います。
あと、無料のお茶が大きなグラスで出てきたのが嬉しかったですね。この時期には最高のサービスですよこれは。
とりあえず、パイコー混ぜそばを注文(生ビールセットは我慢)して、読みかけの小説を開きつつ待つこと数分、
見るからに濃厚で美味しそうなパイコー混ぜそばが登場しました。ブツ切りの排骨がゴロゴロっと乗っかって、
パッと見た感じは、中華街の定番メニューである“豚バラ/牛バラ”に感じますが、ドロっとした茶色のタレと、
香ばしい豆鼓の匂いが相まって、他の店ではあまり見受けられない独特の雰囲気を持つ一杯となっています。
彩りのきゅうりも添えられて、綺麗に盛られてはいますが、そこは混ぜそばだけに遠慮なくかき混ぜますよ~。
麺全体にタレが絡まったところで、思いっきり麺をかっこみます。見た目以上に濃厚なタレで、むちゃくちゃ美味い!
この濃厚なタレは麺にも合いますが、お米にも間違いない組み合わせですね。食べ始めると、箸が止まりません。
排骨もじっくりと煮込まれているので、とても柔らかく、骨からホロりと肉が外れます。これも文句なく美味い!
どちらかというと油で揚げるイメージの強い排骨料理ですが、こっちの煮込まれた排骨のほうが美味しいですね。
とにかく、箸が進む味でして、あっという間に食べ終えてしまいました。個人的にはすごくツボな一杯でしたね。
これならば、他の料理も絶対に美味しいと思います。また中華街で飲み会などあれば利用してみたいと思いました。
やはり、中華街は奥が深いです。正直、ちょっと中華街に飽きてきたところもあるのですが、再び燃えてきましたよ!
●お店の数も通行人もやや寂しい感じがする中山路にある龍凰酒家外観。なかなか派手です
●“広東式”と銘打たれている煮込んだ排骨がゴロゴロっと入ったパイコー混ぜそば。絶品!!
●麺と生ビールのセットも充実しています。+400円で生ビールが付くのは中華街では安いですよ!
②映画
週末は外泊していたので0本。
③記録としてのメモ
●番組
『アメトーク』
『ワイドナショー 1部&2部』
『ゴットタン』
『しくじり先生SP』
『NHK大河ドラマ 真田丸』
『ベストマッチ オブ ユーロ ~珠玉の名勝負選~ 2000年 準々決勝 スペイン 対 フランス』
『ベストマッチ オブ ユーロ ~珠玉の名勝負選~ 2000年 準々決勝 オランダ 対 ユーゴスラビア』
『ベストマッチ オブ ユーロ ~珠玉の名勝負選~ 2000年 準決勝 フランス 対 ポルトガル』
『ベストマッチ オブ ユーロ ~珠玉の名勝負選~ 2012年 グループリーグ フランス 対 オランダ』
『ベストマッチ オブ ユーロ ~珠玉の名勝負選~ 2012年 グループリーグ イングランド 対 スウェーデン』
『ベストマッチ オブ ユーロ ~珠玉の名勝負選~ 2012年 準決勝 ドイツ 対 イタリア』
●本
『ドナウの旅人(上)』 (完)
『祖先の物語』 (途)
●惣菜
『カレーライス』
『ロールキャベツ』
『鰤塩焼き』
『高野豆腐の豚バラ巻き照り焼き』
『牛蒡と牛ひき肉の炒り煮』
●献立
土昼:外食 (田植え先にて)
土夜:外食 (生ビール付BBQ)
日朝:外食 (田植え先にて)
日昼:外食 (満留伊屋食堂)
月朝:外食 (祖母宅にて)
月昼:外食 (高崎駅 駅蕎麦
月夜:カレーライス
さて、本日はさくさくと仕事が進み、18時半帰社見込みであります。もちろん、1ヶ月ぶりに角打ちへ寄りますよ。
6月に入ったし、そろそろ生ビールが始まってるかなぁ。火曜~木曜と3日間禁酒中なので、想像するだけで堪りません。
本日は自宅でも晩酌予定なので、あまり飲み過ぎないように、生ビールと日本酒1合半くらいにしておきますか。
今週末は外出予定がないので、ゆっくりと休養に努めます。とにかく、サッカー観戦三昧です。ほんと楽しみだ!
それではまた。
















