パッカー
本日も猛暑日に近い33℃と、げんなりする気温が続きますね。この暑さ、9月に入っても当分は続くそうです。
しかも今日は、現場での立会いで30分近くも強烈な陽射しにさらされました。もちろん、汗ダクダクです。
普段は凍えるように冷たい現場控え室のクーラーが、火照った体に心地よかったですね。設定温度、19℃くらい??
①パッカー
博多への出発まで1週間を切り、下準備が本格化(とはいっても、9割は飯処の検索)してきたここ何日間ですが、
昨夜ふと気になって、今回の旅予算が収納されている『裏預金BOX』を開け、今回の予算を計算してみたところ、
宿泊費別で1日:15,000円という驚愕の数字が弾き出されました。大雑把に余剰金を放り込んでおいた成果ですね。
とはいえ、自らの旅スタイルを考えると1日:1万円を使い切るのも難しいと感じるわけで、半分くらい余りそうですが。
それでも、これほど潤沢な資金のある1人旅というのも珍しいので、最終夜は割烹あたりでお任せで飲食しようかと。
ラーメン、ホルモン等の福岡B級グルメを喰い漁るだけで終わらないのも、30代の最初の1人旅としては悪くないか。
振り返ってみると、これまでに経験してきた旅行のほとんど全てが、いわゆる“貧乏バック・パッカー”旅行で、
海外/国内、人数問わず、旅行の思い出として真っ先に浮かぶのは、乏しい予算と睨み合う壮絶な精神戦でした。
旅程が長くても1週間程度のゴールが見える国内ならまだしも、2ヶ月以上も旅を続ける海外での1人旅の場合、
先々や万が一を考えてどうしてもお金の使い方は慎重にならざるをえず、1にも2にも“我慢”が必要になります。
もちろん、予算が乏しいというのが1番の理由ですが、それにしても思い出すと尋常じゃない倹約精神というか、
1~2食飛ばすのは普通だし、バス代や地下鉄代を浮かせるために目的地まで2~3時間くらいは余裕で歩くしさ。
(メキシコシティの地下鉄代2ペソ:20円を浮かせるために1時間以上も歩いたときは、さすがに自分でも呆れた)
どれほど素晴らしい世界遺産を目の当たりするより、いかに生活費を節約できたかに喜びを感じることができるのか、
“乗りたい”“買いたい”“食べたい”をどれだけ抑えられるのか、予算と欲望との果てしない戦いの旅なわけですね。
こうしたスタイルで旅行をすると、“ご当地モノ”として有名な美味グルメの旅なんぞ、遥か夢のまた夢でありまして、
思い出せば、15ヶ国以上は訪れたヨーロッパ滞在中も、地物を食べたのはジェラードとフランクフルトくらいですか。
1食:5ユーロも払えば最上の贅沢と感じた程ですから、本場のフレンチやイタリアンが食べられるわけがありません。
パリジャンがお洒落に食べ歩くパニーニ(1つ5ユーロもする!)を横目に、僕がパリ滞在中に何を食べたかといえば、
中心部から離れた中華テイクアウト店で買った炒飯や、安宿の近くにあるスーパーで買った食パンという具合です。
2ユーロも出せばメガ盛りで渡される炒飯は、昼夜2食に分けて食べることで1日分(朝食は抜き)を賄うことができ、
パリ以外も、ローマやロンドンなど物価の高い大都市では本当に重宝しました。味も外れることがないってのものね。
炒飯と同じく重宝したのが、ヨーロッパならどこにでも見かける“安い/旨い/ボリューム”と3拍子が揃ったケバブで、
安価ながらも肉と野菜が摂れるだけあり、当時の日記を見ると13日間連続で夕食がケバブという時期もありました。
(7日目を過ぎるころから、味の決め手となるソースの濃淡などについて、いっぱしの一言評論が記されていた)
だからといって、予算が潤沢なほど濃密な体験ができるのかといえば、そうとも言えないのが旅行の良いところで、
貧乏旅行にはそのスタイルでしか味わえない醍醐味があり、それはCMじゃないけどプライスレスなわけですね。
歩けば歩くほど、空腹ならば空腹なほど、苦しければ苦しいほど、比例するように感受性が研ぎ澄まされるというか、
何も特徴のない住宅街や、何てことのない店主とのやりとりでさえも、いつまでも忘れがたく記憶に強く刻まれるし、
敬愛する北杜夫の言葉ではありますが、“貧乏な旅は万物が胸に染みいる”というのを強く実感することができます。
おそらく、目的もなく何時間も歩くことや空腹に耐え続けることが、現代の合理的な日常生活と真逆だからでしょう。
バックパッカーのフィルターを通して観察すれば、世の中のどんな些細な出来事でさえ劇的なドラマになりえますよ。
久しぶりの1人旅ではありますが、潤沢な予算はあれども、これまでの貧乏旅をベースに楽しみたいと思います。
もちろん、空腹を感じないくらいに食べる予定ですが、それ以上に街中を“歩いて歩いて歩き倒す”つもりです。
『博多に5泊もして何するの??』なんて色々な人に言われましたが、1ヶ月滞在したって足りないくらいですよ。
やはり、旅行はスタイルですね。どういった旅行をするかは、どういった人生を送るかと同じく価値基準が試されるな。
②映画
今週平日は、彼女の帰宅が早い日が多かったこともあって1本のみで。
今週はWOWOW、BSともに楽しみにしていた映画が放送されたので、週末が楽しみですね。
明日は当番で明後日は歯医者の定期健診と、ちらほら外出しますが、最低でも3本は観よう。
『ブラッド・ワーク』 2002年 アメリカ
クリント・イーストウッド作品で、本人が監督・主演を務める原作ありのサスペンス映画です。
愉快犯のシリアルキラーを追う引退した元FBI捜査官と、彼に移植された心臓を巡るストーリーです。
このジャンルを見慣れない僕が言うのもなんですが、サスペンスと呼ぶには緊迫感とトリックがもう1つ足りません。
多くない主要人物とストーリーへの密接度を比べると、中盤に差し掛かる前におおよそ犯人の目星がつくはずです。
そんまんま推測どおりのベタな展開が逆に意外ではありましたが、原作があるのならば仕方がないですよね。
ま、イーストウッド作品だけに、謎解きに挑むというよりも、人間模様の細やかな描写を楽しむほうがいいと思います。
後半からの犯人との銃撃戦も、自ら決着をつけるというエンディングがイーストウッドらしくて良かったかな。
数あるイーストウッド作品の中であえてお勧めとまでは言わないまでも、借りて損はしないとは思います。
とにかく貫禄がありますねイーストウッドはどの作品を観ても。寿司屋の頑固親父とか似合う気がしてきました。
総合点:85点
今夜は彼女と外食です。同じ区内ですがバスで10分ほどの場所にあるイタリアンへ行ってきます。
何度かこのブログでも紹介した、外観が純昭和風喫茶店のお店です。これが相鉄線沿いの寂しい風景に合うんだ。
もう何度もランチに通うくらい味は気に入っているので、今夜は単品で気の向くまま容赦なく食べ尽くしますよ。
1人で旅行を楽しむ彼女への罪滅ぼしも兼ねているので、好きなものを好きなだけ遠慮なく食べてもらおう。
明日は当番で早起きだけど、せっかくだからワインでも飲もうかな。こうゆうとき、彼女も酒好きだといいんだけどね。
そういや、予約した際に『奥の席をお取りできますが、冷房の風が直接当たってしまいますが…』と一言ありました。
こうした細かな気配りができるお店って好きですね。彼女のように、冷房に弱い人も世の中にはたくさんいますから。
日曜日は茅ヶ崎のバルがビーチでパーティーを開催するようで、参加する小川さんとヤジー君が羨ましい限りです。
8月の最後に夏らしく楽しむのもいいのでは??と彼女を説得しましたが、にべもなく断られてしまいましたね。
1人で行けばとも言われましたが、博多出発前の週末なのでさすがに言葉通りに受け取ることはできないです。
うー、青空の下で波風を感じながらワインとハモンを堪能したかったなぁ。残念です。
それではまた。