桜
今日は寒い上に雨が降って最悪のコンディションですね。
明日はさらに寒くなって、最高気温は8℃の予報です。桜は開花せども真冬並みですね。
業者の立会いで倉庫へ出向くのに、久しぶりのドカジャンを着てしまいましたよ。
本日の中身は中国産のキャベツ。箱の中から虫が発生したらしく、荷主が確認に来ました。
ちなみに使用用途を尋ねてみると、『加工されて食卓に並びますよ。ムフフ』という返答でした。
先週末の焼肉屋さんは新規店を挑戦してみたのですが、失敗とは言わないまでも既存店を越えるに至らず。
綺麗なサシの肉でボリュームもあるのですが、僕らの味覚とは方向性にズレがあるというか、しっくりこなかった。
焼肉が大好きっていう人にはお勧めのお店なのかもしれません。次からは既存店に戻ることになるでしょう。
しかし、焼肉や中華料理って2人では存分に楽しむことができないですね。せめて4人くらいは最低揃えたい。
ただでさえ小食気味の僕らは、サイドメニューの時点で胃腸がいい感じでしたから。サラダとかでかすぎるって。
〆のメニューを楽しみにしていたのに、満腹で断念。ああいうのは、ハーフサイズを用意すべきだと思います。
①気になる
発表された厚生省の時短ガイドラインによると、こんなことが書かれているようです。
『全ての労働者が2週間程度の連続休暇を取得できるよう促進を図る』と。
有給消化を使用するのにさえ気を使う現状から、あまりに飛躍した話しだなぁと笑ってしまいました。
それよりも、育児休暇だの何だのと現在定められているものを100%達成してからやってくれ。
まー、夢のような話ですが、2週間くらい連続休暇があったっていいですよね。短いくらいだって。
それくらいの期間が取れれば、ヨーロッパなどの遠距離海外旅行ものんびりと楽しめると思います。
しかし最近のニュースでも、過労死や働きすぎが原因で寝たきりになってしまったなど、少なくないですね。
倒れる前の6ヶ月もの間、平均残業時間が200時間を越えていたとか、どんな会社なんだよと思います。
(月200時間の残業とは、1ヶ月間休みなしで毎日6時間ずつ残業したとしても達成できない数字である)
月の残業が10時間くらいの僕からすると信じられなくもあります。ま、編集時代は似たようなもんだったけどね。
暇つぶしに見ている判例集でも過労死系の損害賠償訴訟は多く、(そのほかに、医療事故系もけっこう多い)
今月も1件、過酷な勤務体系からうつ病を発症し自殺して亡くなった旅行会社勤務の方の判例が載っていました。
そんな数ある判例集の中で印象に残っているのが、3ヶ月前にアップされた過労死に対する訴訟の判例で、
勤務先(名は伏せてあるが、ファミレス系かと)で急性心筋梗塞を起こして死亡した29歳男性のケースです。
概要:
① 男性は大学卒業後に被告会社へ就職し、死亡時は会社の設営する飲食店に店長として業務に従事
② 男性は毎朝9時30半頃~10時頃の間に出勤し、本件発症の1ヶ月前は翌午前4時~5時頃まで働いていた。
③ 男性は休憩時間が特に定められておらず、昼休みは10分~15分程度であり、休日も出勤していた。
その他にも、会社の杜撰な管理体制というのが諸々とあるのですが、上記3点で十分でしょう。
これに対して被告である会社側の言い分がまたすごいです。
A: 男性は店長という管理監督者の立場にあり時間管理はされておらず、労働条件は過酷なものではない。
B: 男性が店舗に長時間滞在していたのは、近くにある社員寮と店舗との生活を混同していたからである。
(その理由に、店舗のPCで30分程度の麻雀ゲームを“2回”したことや、音楽を聴いたことを上げている)
C: よって、男性が閉店後に業務を行っていても勤務時間中にまじめに仕事を行っていなかったに過ぎない。
どうですか??馬車馬のように働いて過労死してしまった社員に対する、会社側のこの言い草は。
些細なことでも訴訟にするアメリカがよくネタにもなりますが、反対から見れば日本だって似たようなものです。
しかし、これじゃ浮かばれないよなぁ。賠償がほぼ要求どおりに認められただけが救いですね。
厚生省も色々と考えるのはいいですけど、目下の課題を解決することがまずは先決ですよ。
もう少しまともな労働基盤が整った社会にしてもらいたいものです。
②映画
3連休は7本の鑑賞。相当長くなりますが、ご容赦ください。
それではどうぞ。
『扉をたたく人』 2008年 アメリカ
空虚な人生を送る大学教授が、行き違いで不法滞在中のカップルと自宅をシェアすることになり、
男性の叩く民族楽器を教えてもうことをきっかけに、少しずつ交流を深めていくヒューマンドラマです。
何よりも、ストーリーを作り出す目線の位置とトーンが絶妙だと思います。
製作側の熱すぎるメッセージを押し付ける感じがなく、後ろから軽く肩を叩かれるくらいのさりげなさですね。
都市部では不法滞在移民が供給する労働力を抜いては社会が機能しないという現状であるにも関わらず、
気付かない振りをして素通りしていた暗部からの声と現実を、うまい具合に描いていると思います。
名も知らぬ外国人ではなく、隣人として、友人として特定しているところが大事だなと。これ大事ですよ。
描き切らずに程よく濁しながらも、物語の輪郭はハッキリと伝わるので物足りなさを感じません。
2時間にだいぶ届かない短さといい、上質の短篇小説の読後感と似ていますね。
単館から少しずつ広がっていったというのも頷けます。下手に予告を編集しないで欲しいし。
大掛かりな宣伝が似合わない、趣味のあう友人にそっとお勧めしたくなる一本です。
総合点:90点
『その土曜日、7時58分』 2007年 アメリカ
離婚した前妻への慰謝料や養育費、ローンを抱える弟と、薬物にはまり会社の金に手を付けてしまった兄。
追い詰められた二人は老齢の両親が営む宝石店への強盗を計画して、簡単にお金と宝石を奪おうとするが…。
次から次へと起きる想定外のハプニングに追われる、緊迫感溢れるサスペンス・ドラマです。
番組表の解説だけでは、ここまでドロドロと濃度が凝縮される高密度のストーリーとは読めませんでした。
冒頭からいきなり強盗シーンで始まりますが、過去と現在を行き来して徐々に全貌を炙り出していきます。
人物と背景が明らかになるたびに、思わず唸ってしまうこと間違いなしですよ。良い意味で裏切りもあったり。
とにかく、主要人物が血縁関係にあるので逃げ場がありません。憎しみも悲しみも怒りも、振り下ろし処がない。
こういった切り口の“家族の風景”という映画も珍しいですが、けっこう圧倒されてしまいましたね。
サスペンス要素だけではなく人間描写も巧みで、下手に希望をちらつかせない描きかたにも好感を覚えました。
とはいえ、あくまでも暗いので好き嫌いが分かれる作品だとは思います。彼女はイマイチだったみたいで。
スイカにかける塩のように、落ち込んでいるときには逆にいいかもしれないですよ。まだ底はあるなってね。
総合点:95点
『ミリオンズ』 2004年 イギリス/アメリカ
空から降ってきた100万ポンドを超える現金を手にしてしまった小学生の兄弟がお金の処理を巡って、
現実的にシビアな兄と、聖人に憧れる心優しき弟を中心に、彼らを男手1つで育てる父を加えた家族ドラマです。
数日後にポンドからユーロに切り替わるという架空の設定がミソですね。(現実にはいつになるのだろう)
道徳訓から家族愛、事件モノにファンタジーと色々と詰めていますが、この設定が無ければ全て台無しですから。
ほんのわずかな設定を楔として打ち込むことで、何てことのないストーリーを大きく回転させるとは腕があります。
それと、兄弟のキャラ設定が抜群ですね。こういった映画は、やはりキャラ設定が重要になってくるなと。
全体的に悪くはなかっただけに、ぼんやりとしたラストが残念です。
あえてお勧めする作品でもないですが、イギリス映画好きなら借りてもいいかも。
総合点:80点
『私がクマにキレた理由』 2007年 アメリカ
大学を卒業したものの、就職をして新たな人生のスタートを切ることにためらいを感じる女性が、
マンハッタンの超高級住宅街に住むセレブ夫妻の住み込みナニーを引き受けたことから始まるドタバタ劇です。
常識外れのセレブに振り回されるナニーを、スカーレット・ヨハンソンが演じています。
子守をナニーに任せるというのは日本では馴染みが薄いですが、北米やヨーロッパでは至極当たり前です。
住み込みまでいかずとも、夫婦で週末デートを楽しむ2~3時間だけの利用など、誰もが利用しています。
他人に子どもを預けて夫婦で出かけるなんて日本では罰当たり的な目で見られもしますが、悪くないですよ。
この制度がうまく浸透すれば、育児のストレスで子供を虐待死させるなんて事件が少なくなると思いますが。
僕が8年前にダブリンでホームステイしていた家庭は、夫(33歳)妻(28歳)息子(3歳)という構成でしたが、
旦那と奥さんは土曜日の夜になると大学生の姪に子守を任せて、夕食後~23時近くまで必ず外出していました。
大学生の姪は子供を寝かしつけたあとに彼氏を呼びよせ、夫婦が戻るまでの間に1回戦済ませてましたね。
ラブホテルのないカトリック(建前上)の国ですが、うまい具合に廻っているんだなぁと思いましたよほんとに。
それにしても、日本でも貧富の差が出てきたとはいえ、まだまだアメリカには遠く及ばないなぁと。
デフォルメされているとはいえ、凄まじい世界が広がっていますねあちらには。突き抜けています。
“最先端の世界”なのか、それとも“世界の果て”なのか、完全に一周してしまっているような気がします。
人間の欲望はどこまでいっても尽きないですね。
総合点:80点
『デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~』 2009年 アメリカ
とある事情で一夜の関係を持った元MI-6の男と元CIAの女が、産業スパイとして企業に潜り込み、
発表前の新製品の情報を盗んで第三者に売りさばいて大儲けを企むというスパイ・サスペンスです。
元CIAのエロ度満点の女性エージェントを、ジュリア・ロバーツが演じています。
恋仲であるにも関わらず、元スパイという職業病でお互いを信頼しきれないという設定はいいのですが、
軍事機密ではなく産業情報を扱うわりに、あまりにも大袈裟すぎるセットや演技のテンションがミスマッチです。
『命賭けでやっています』といった雰囲気の押し売りに、最後までどうしてもシンクロできませんでした。
それと、時空軸をいじくって過去を見せるのもいいですが、それなりの意義を持たせて欲しいですね。
全てを含めて、狙いどころが微妙に外れてしまっている仕上がりになっている気がします。
しかし、前回の『ワールド・オブ・ライズ』もそうでしたが、恋愛にのめり込みすぎでしょスパイなのに。
スパイ好きの僕としては、恋愛が前面に押し出されてしまうと完全に興ざめです。
ただ、最後の大ドンデン返しは読めませんでした。完全に不意打ちを喰らってしまいましたね。
総合点:75点
『風の谷のナウシカ』 1984年 日本
正確に把握できていませんが、少なくとも15年以上ぶりの鑑賞でした。
個人的に宮崎作品の中では最も距離を置いていた作品でしたが、観るとやはり圧倒されますね。
今さら説明するまでもないので、成人後初の鑑賞で気づいた点を。
① ナウシカの迅速な決断力。一瞬の躊躇もなく指示を出す様は、上司にしたいアニメキャラNO.1です。
② 意外と巨乳という設定。恥ずかしながら、改めてナウシカを観て感じたのがこの印象でした。
しかし、25年以上も前の映画であるというのに、全く古臭さを感じることがないとは驚きを超えます。
同じアニメ映画でも観るに耐えない過去形の作品も多いというのに、素晴らしい世界観ですね。
過ぎ行く年月に色褪せず、老若男女の鑑賞者を選ばず、まさに名作中の名作だと思いました。
総合点:95点
『ホルテンさんの初めての冒険』 2007年 ノルウェー
鉄道の運転士として勤続40年。遅刻ひとつせず実直に勤め上げて定年前夜を迎えたホルテンさんが、
仲間とのお別れ会で2次会に強引に誘われ、人生最後の運転となる翌朝の列車を寝過ごすという事態に。
この遅刻で箍が外れたのか、これまでの人生からは考えられないちょっとした冒険に出るというストーリーです。
正直、ストライクゾーンからはだいぶ外れました。好きなジャンルですが、狙っても打ちにいけなかったです。
きっと、ノルウェー映画やこの監督が好きな人にはわかるコードがあるのでしょう。いきなり観るとなると…。
ホルテンさんの表情から滲み出る雰囲気は多彩なのですが、喜怒哀楽のどのあたりをキャッチするべきか、
様々なエピソードが見せられるのですが最後までいまいち掴みきれなかったです。個人差かなこれは。
これまで外れ作品の少ない『シネマスタイル』枠での放送だったので期待していただけに残念でした。
予告編や番組表の解説など、観る前は完璧に揃っていたんですけどね間違いない要素が。
ま、ツボにはまる映画ばかりじゃないってことですか。
総合点:65点
さて、今週から始まった平日の家事当番ですが、今週は3連休に炊事を頑張ったので随分と楽な感じです。
3日間ともに2人掛りで惣菜作りに取り組んで大量のおかずを作ったので、今週は夕食を作る必要なし!
昨夜は18時に帰宅して、残業中の彼女を待たずに1人飯&1人映画を済ませました。しかし、味気ないっす。
今夜も僕のほうが帰りが早いので、風呂掃除や洗濯を済ませてから個人用番組でも見ようかと思っています。
今週放送分の『プロフェッショナル~』でカズを特集していたのを録画しているので、まずそれからだな。楽しみ。
それではまた。