テニス | m-yazawaのブログ

テニス

静岡県知事選の敗北で、あとがなくなりましたね麻生首相も。なんか皺が増えたような気がしないでもない。
僅差とはいえ、鳩山さんの不祥事があったのにも関わらずこの結果というのはなかなか厳しいですね。
ここで自民党が踏ん張るか、それとも勢いに乗る民主党がさらに躍進するか、来週の都議選が楽しみです。


①ウィンブルドンを見て


これまで全くといって興味がなかったテニスですが、30歳を目前に初めてじっくりとテレビ観戦してしまいました。
WOWOWで放送していたということもあり、ベスト8位から数試合ほど彼女と寝る前にのんびりだら~っとですが。
いやー、これまでテニスに抱いていた偏見を覆されたというか、すごいタフな競技だったんですね実は。
(偏見の理由はおそらく、高田馬場あたりをうろつくチャラチャラしたテニスサークルのせいだと思います)
特に昨夜行われた男子決勝(フェデラー対ロデック)は、素人目でもビンビン感じる緊張感でした。
あ、睡魔に負けて第4セットの途中までしか見れなかったですが。時差って嫌ですね。

たかだか数試合見ただけですが、僕の思うテニスという競技のタフな点を要約するとこんな感じになります。


①炎天下で長時間 (昨夜の決勝はなんと4時間越え!)
②休憩時間がほとんどなく (あれだけ激しく動くわりに、Mとしか思えない極端な休憩時間の短さ!)
③孤独である (仲間もコーチもキャディーもいないし、1人言が多くなっても仕方ない)


これまで、最も精神力を必要とされるスポーツは個人的にゴルフだと断定していましたが、
今回のウィンブルドン決勝を見て考えを改めましたね。堂々の初登場第一位ですよテニスが。
ゴルフも相当な精神力が必要とされますが、キャディーさんがいるだけまだいいと思います。
あと、観客もあの炎天下の中、あれだけの長時間をお行儀よく観戦するんだなぁ。マナーといえどすごい。
選手も観客もじっと我慢して精神力を試されるというか、やはりハイクラスのスポーツという伝統を感じます。


そこら辺を比べると、僕の大好きなサッカーはテニスとは毛並みが違うというか、ブルーカラー臭が漂いますね。
僕の経験上、いわゆる労働者階級に愛されるスポーツの諸定義はこうなります。


①団体競技であり (ボクシングという例外もありますが)
②精神力よりフィジカルのタフさを求められ
③観客はひたすら猥雑な暴言をはきまくる


とにかく、罵詈雑言はサッカーに絶対欠かせない要素です。またビールと合うんだこれが。
選手だって、審判に面と向かって大声で『FU○K!』ですからね。テニスとの明らかな違いがよく出ています。
それと、ブルーカーラー特有の街の床屋で整えるバリカン一直線の短髪というのも挙げておきましょう。
(最近はお洒落な選手も多いが、やはりジェラードに代表されるあの髪型を維持して欲しいと切に願う)


ま、だらだらまとまりもなく書き連ねましたが、いいですよねスポーツって。
デスクワーク中心の生活だと、トライアスロンとかやりたくなるもん。ま、やるわけないんだけど。
風呂上りに細々とスクワットくらいしかしていない最近ですが、たまにはいい汗を流したいです。



②映画のはなし


このところ映画紹介がやたらと多くなっていますが、ご容赦ください。ある意味、記録代わりでもあるので。
週末も自宅周辺を散歩した以外は、のんびり家で過ごしました。いいですよインドア・ライフも。
金曜夜に出かける→週末を家で過ごすというパターンが最近いちばんしっくりときます。
では、鑑賞順にどうぞ。


「THERE WILL BE BLODD」 2008年 アメリカ


1900年代初めのオイルラッシュと、それに全てを捧げる石油実業家の人生を描いたストーリーです。
最後まで台詞を最小限に抑えているので、役者の表情や仕草に集中できるのがよし。
後半からラストがやや性急な気もしますが、おそらく編集しきれなかったのでしょう。(ただでさえ160分ちょいある)
重厚なストーリーですが、奥行きのある素晴らしい風景でうまい具合に中和されています。広いねアメリカは。
好き嫌いが分かれると思いますが、僕は好きですね。


総合点:90点


「ハンティング・パーティ」 2007年 アメリカ


ボスニア紛争を舞台にした戦争モノです。(といってもダメなアクション映画に近い)
リチャード・ギアが落ちぶれた報道記者で登場しますが、外見が綺麗すぎるよやっぱり。
腐ってもリチャード・ギアというか、どうしてもハンサム優男臭が抜けません。もっと汚くなれ!
全体的に派手でキツい演出なので、100分足らずですが途中で飽きてきます。
セルビア人の悪行のみを取り上げるディレクションも理解不能。


総合点:40点


「ダージリン急行」 2007年アメリカ


舞台はインドですが、ストーリーの中にインド的な要素は一切入っていません。
大きな感動や悲劇もなくごく普通のヒューマン映画を好む方、お勧めです。
全体的なストーリーよりも、背景や小物、微妙な台詞の掛け合いなど個別に細かく楽しめました。
これも100分くらいですが、嫌いな人(彼女もそうだった)はすぐに眠ってしまうでしょう。


途中の村人役で出てくるイルファン・カーンが、今年見たインドを舞台とした映画に立て続けに出ていた。
(今回のダージリン急行・スラムドックミリオネア・その名にちなんで)
日本人でいうところの渡辺謙みたいな扱いなのかもしれません。インドといえばイルファン・カーンみたいな。
「その名にちなんで」の彼の演技はすごく印象深いので、それもまぁ納得ですが。


総合点:75点


「容疑者」 1987年 アメリカ


裁判モノのサスペンスです。
このところ80年代の映画が失敗続きでしたが、それらに比べると面白くみれました。
トリックや犯人に追われる際の長回しはさすがに古臭いですが、それもまた味があります。
こういった試行錯誤をしながら現代の秀逸なサスペンス・ストーリーが出来上がったんだろうなぁと。


逮捕時と出廷時で容疑者の身なりがずいぶんと変わるのですが(髪や髭をそる。清潔な服に着替える)
身なりや態度で陪審員に与える印象をだいぶ変えることができるもんだと再確認。
日本でも、これからは被告人の表現力が(例え演技にしろ)大きく判決に関わってくると思います。


総合点:60点


彼女の実家から白桃が届いて、口周りをぐちゃぐちゃにしながら行儀悪く頂いています。
先週はマンゴーも贈ってもらって、なんか申し訳ないなぁと思いつつ遠慮なくガツガツ食べています。
岡山の白桃、むちゃくちゃ美味しいです。もっと力を入れてアピールすればいいのに。
甲本ヒロト(岡山出身)に白桃を握らせて汁をダラダラさせながら、リンダリンダを熱唱させるCMとかさ。
あまり知られていませんが、すごくいいところですよ岡山県。なんといっても魚介がうまくて安いからね。
気まぐれに行ってみようという方がいましたら、美味しいお店を紹介しますのでご一報ください。


それでは。