辛み?! | m-yazawaのブログ

辛み?!

『人志松本のすべらない話』にいらないもの。


①不必要なオープニング(歌なんてどうだっていい)
②不必要なエンディング(MSVなんてどうだっていい)
③不必要な著名人ゲスト(お前らの話しなんてどうだっていい)


この3点がなければ、15~20分ほど余分に『すべらない話』が聞けると思います。
それと、参加芸人をもう少し絞ってもいいかなぁとも。1人あたり2~3回程度じゃ物足りないですよね。



①辛味について


6月も明日で最終日ということで、今年上半期に知った衝撃事実第一位を発表したいと思います。
上半期どころか、下半期もこの衝撃を越える事実が出てくるのかというくらい衝撃でした。
以下ごらんください。


-----『辛味』とは本来『辛み』であり、『味覚』ではなく『痛覚』である----
つまり、『辛い』というのは『味』(5基本味=甘味・塩味・苦味・酸味・旨味)ではなく『痛み』だったんですね。


生唐辛子を切るときに感じる指先の激痛とか、喉元を過ぎるときのチクッとした痛みとか、確かにそうですよね。
ケーキを指でつついても『甘い』と感じることはないし、梅干を摘んだところで全く酸っぱくはない。唾は出るけども。
冷静に考えると『辛み=痛み』とは当たり前なんだけど、これだけ『味覚』として定着している現在の世の中において、
「辛味は味じゃな~いっ!」なんてどーんと眼前に突きつけられると、衝撃度はものすごいものがあります。


定義上、『辛み=痛み』であるという事実を当てはめていくと、こういったことも成り立ちます。


『辛いものが好きなんです』=『痛いもの好きなんです』。つまり、間違いのない『M』嗜好であるということですね。


『私、辛いものが大好きで、カレーとか絶対辛口じゃなきゃイヤなのっ」なんて女の子とコンパ等で知り合った場合、
流行の草食系よりも、猛獣系オラオラ的口説き方で迫るというのも学術上は間違いではないわけで。
ま、猛獣になりきれない男子諸君は、「こいつ、尖がってそうで実はドMなんだな」と妄想して楽しんで下さい。


ちなみに、僕も彼女も辛いものが苦手で、エビチリなどは豆板醤などをレシピの半分以下の量で作っています。
辛いものが苦手というのも、『彼女を好きな100の理由(仮題)』の中の重要な1項目であります。
一緒に暮らすとなると、趣味の嗜好が似ているよりも味覚の嗜好が似ているほうが大事ですね。



②映画のはなし


週末は例の如く自宅で録り貯めしている映画やドキュメントを鑑賞して過ごしました。
鑑賞順に以下一覧でどうぞ。


「ボディ・ダブル」 1984年 アメリカ


これほど理不尽な映画は探してもなかなか見つからないですよ。
狙いどころを全て外してしまった残念な作品ですね。典型的な駄作だと言っちゃいます。
公開当時はすんなり見れたのでしょうが、今となっては到底耐えられないレベルの仕上がりです。
(20年前に流行ったファッションなどの映像が流れて赤面してしまう感じ)
同時代に製作された映画で今見ても最高に面白い作品がある裏に、こういった駄作が何百本もあるのでしょう。


総合点:10点


「フレンチ・コネクション」 1971年 アメリカ


刑事モノが好きな方、絶対にお勧めです。主演の2人の表情が渋すぎる。
ボディ・ダブルと10年位の違いなのに、街並みや風俗などがすごく格好よく見えるのが不思議です。
全て丸く収まるといった有体な物語で終わらないところが、この映画のテンションにばっちり合っています。
WOWOWの場合、80年代以前の映画はほとんど外れることがない。(洋画の場合)
おそらく、80年代と違って明らかな駄作は淘汰されているのだと思います。


総合点:90点


「ホット・ファズ」 2007年 イギリス


サイコーです。前回の日記で紹介した「コンフェッティ」の役者も2人ほど出ています。
警官モノのアクション・コメディですが、殺害シーンがえぐいので食事後の鑑賞は注意。(R-15指定)
見所はラストの銃撃戦(これが本気で笑える)で、あの本気のアホっぷりがたまらないです。
普段、人に勧めるイギリス映画は「ラブ・アクチュアリー」というのがここ3年の決まり文句なのですが、
もっとイギリス的刺激が欲しいという人には「コンフェッティ」やこの映画とかなんていいと思います。
(上記3作品に出演しているマーティン・フリーマンは僕の大好きな俳優の1人)


総合点:90点


「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」 2007年 アメリカ


CIAと80年代当時のアフガン情勢に興味がない、もしくはトム・ハンクスのファン以外は、全く面白くないでしょう。
当時の状況をある程度知っていないと、話しだけがテンポよく進んでいきます。なにせ100分くらいだから。
横で見ていた彼女は、30分も経たないうちに気持ちよさそうに眠っていました。残念。
3ヶ月位前に元CIAソ連東欧部長(のちにアフガンへ赴く)の書いた本を読んでいたので、なんとか見れましたが。
(この本が最高に面白いのでお勧めです。映画や小説そのものですよ現実のスパイ合戦は!)
うーん、半額デーなら借りてもいいかもしれない。‘政治コメディ’って紹介は語弊があとは思いますが。


総合点:35点



先週末は、生まれて初めての『三枚おろし』に挑戦しました。(真アジ)
魚をさばくのは頑なに拒否していたのですが、ついに牙城を崩されてしまいました。
ま、いいんですけどね。覚えれば釣りに行ったときとか便利だし。行くことないけど。
料理をする中で最も好きな瞬間は、オリーブオイルにじっくりとニンニクの香りをつけているときです。(超弱火で!)


明日は北米産のメルメーサ(白身魚)を100tオーバーで中部地方へ送ります。
このところ、やたらと北米産の魚が多い。特に北海道向けのにしん。(先週は軽く1000tオーバー)
日本でも『にしん御殿』とか建てられた時代があったんですよね。あぁ郷愁の乱獲時代。
にしん御殿もそうだけど、炭鉱跡地とかもまとめて世界遺産にすればいいのに。見に行きたいけどなぁ。


それでは。