休日。
早めに目が覚めたので書いてみる。

なぜか、ブルージャイアントのこのシーンを見てふと思いました。

{9E710C57-32BE-48B4-BCF2-AA8CF152877E}


俺はなんで音楽を続けてるのかなって。

もちろん好きだから。
でもね、好きでも嫌になる時がたまにあるんだ。
そんな時は亡くなった祖母の事を考える。

僕が楽器を始めたのは高校に入学して吹奏楽部に入部した時。
当時はトランペットでした。
C編成の少人数の部活だったけど毎日毎日吹き続けてたのを覚えています。
当時は吹奏楽やグレンミラーが好きで他校の演奏会にも足を運び、グレンミラーオーケストラが来日した時はほぼステージをみにいきました。
高校を卒業する頃、FUNK、SOUL、スカパラに出会いそっちの世界にも目を向け始めました。
親に頼みこんでV.Bachのラッパを手にバンドを始めました。
初めてのバンド。
キャンディーダルファーや武田真治などをやってました。
吹奏楽は岩見沢の市民楽団に入団し、平行してやってました。
当時、岩見沢に母方の祖母がいて毎週練習のたびに僕がくるのを楽しみにしていました。
定期演奏会には毎年足を運んでくれて友達に僕の事を自慢げに話していました。
それから十数年がたち、祖母が入院。
結果的に他界してしまいました。
亡くなる前に祖母を車椅子に乗せ病院内を散歩している時に談話スペースの窓から綺麗な夕日を二人で眺めてる時に祖母が僕に言いました。
兄ちゃん、兄ちゃんの演奏会見に行きたいよって。
兄ちゃんが楽器吹いてる姿が大好きだよって。

もう良くならない事はわかっていたけど、じゃあ早く治して岩見沢に一緒に帰ろうねってしか言えませんでした。

今でも音楽を続ける理由
祖母に天国でも聴いていてほしいから。
僕の音楽の原動力は祖母と眺めた夕日と受け取った言葉。

吹奏楽は今はもうやめちゃったけど、今やってるバンドのライブの時は必ず空に届くように吹いてます。

正直、ミュージシャンぶってるけどサックスは下手くそです。
こんなちっぽけな理由だけど。


だけど僕は
この先動けなくなるまで吹き続けます。
動けなくなるまで祖母に届けます。



それが
僕が音楽を続けること
だから。