第40回日本美容皮膚科学会参加〜その2〜 | 美容外科開業医の独り言

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学会2日目の報告。

この日も朝から教育講演「アンチエイジング」で「機器を用いたシミ・くすみ治療の実際」について講演。ピコ秒レーザーからIPLに至るまでメラニンをターゲットにした様々な治療法について概論を解説しました。シミと言っても様々なものがあり、ご存じ難治性の肝斑もありますし、ADMというアザもあります。疾患によってレーザーで悪化したり、完治できたりと異なりますので、どのように治療をおこなっていくのか、どのような結果が出せるのかなどを数多くの症例を提示しながら解説しました。

 

そして昼はランチョンセミナーの座長。座長は準備いらずで気楽です。

その他にも事前に録画したオンデマンドのセミナーで、当院で大人気のスムースリフト、スムースアイリフトとTランナーによるたるみ治療の講演の仕事もありました。

 

これでお役目終了。

 

相変わらずこの学会では忙しく仕事をさせて頂いています。喋るのも大変ですが、何よりプレゼンのスライドを5つ、合計2時間半分も用意するのが大変でした。合計350枚を超えるスライドですので、時間もかかります。

その間、依頼論文の執筆もありましたし、そして美容皮膚科関連の教科書関連のお仕事もありましたのでバテバテでした。

 

その仕事の一つ、南山堂から「あたらしい美容皮膚科学」が学会監修で出版されました。

この編集者に名を連ねることができました。この書籍の企画、執筆、校正などにかなりを時間を割くこととなり、大変だったぶん感無量です。

しかし、また新たに、これよりもっと分量の多い書籍も編集者を務めることとなり、その準備が始まっています。

 

さてさて、学会終了後は昨夜に続いて、海外からの業者さんと。まずは当院に来訪頂き、二人でディスカッション。

スロベニアFotona社の学術責任者Zdenko氏。私がこの会社のレーザー理論でわからないことがある時にいつも色々と教えてくれる知恵袋です。

 

そのあとはユーザーのみんなで集まり、軽く勉強会のあと、食事会でした。

 

心地よい疲れの週末でした。

 

*COVID-19流行のため、当院スタッフの複数名が濃厚接触者、感染者となり欠勤しています。ご予約調整のお願いのお電話を指させ頂いた方、本当に申し訳ありません。

子供のある家庭では本当に爆発的な感染のようで、こればかりは致し方なく、ご容赦ください。