たるみ治療のスタンダード、ウルセラシステム | 美容外科開業医の独り言

美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

さて、先週末の日曜日は当院で人気のたるみ治療機ウルセラシステムについてのセミナー講演でした。

 

午後からだったので、午前中はちょこっと皇居へ。乾通り一般公開最終日だそうで、凄い人混みでした。

 

 

クリニックから地下鉄2駅程度の場所にありながら、実は今まで皇居には行ったことがありませんでした。

 

 

午後からセミナー。機器の理論や使用方法、臨床結果を概説し、実際の手技を会場のクリニック内で供覧。その後はディスカッションタイム。

演者は私と銀座ケイスキンクリニックの慶田朋子先生。女性目線と男性目線、皮膚科と形成外科ということで、違った切り口の話もあり、共通する部分もあり、自分自身も勉強になりました。

 

ウルセラシステムは今でも最強のたるみ治療機器の一つです。当院でもサーマクールと並び評価の高い機器です。

実はこのウルセラ、日本で最初に当院が導入しました。厳密には世界で最初に商用として機器を「購入」しました。きちんとお金を出して買ったのは私が初めてなのです。機器の理論に惚れ込み、販売前だったのですが何が何でも欲しくて、業者さんを通じて無理を言って購入させて頂いたのです。世界的なデータ収集にも協力させて頂き、また現在の確立されたプロトコール作成にも関与させて頂きました。この機器の韓国でのラウンチでも講演させて頂いたりと、思い入れも深い機器なのです。

 

現在、当院では支持靱帯や筋膜などの構造を考慮した独自の照射法をおこなっており、引き上げ効果をしっかり出すようにしています。

また他の治療法との同日組み合わせも積極的にしています。注入剤や糸リフトとの相性が良いのです。

「宮田スペシャル」ではないですが、非外科的に行っているコンビネーションリフトにはなくてはならない機器です。