プロローグ

群馬は自転車を始めた時から憧れの場所だった。小学生の頃にベストモータニングをみて育った僕にとって聖地のような場所だ。


↑こんなんばっか見てました


しかし、大阪出身、現在四国徳島島流しの僕からするとバカみたいに遠く、資金的にはもちろん時間や負担的に1人で行くのはキツすぎる為、行きたくても行けなかった。

元々東日本ロードクラシックも出ないつもりだったが、西日本クラシックの時にoutdoorlifeの坂本さんに、

「大阪から群馬一席分空いてるんだけど、よかったら来ないー?」

と言って頂き、実家から行けば負担少なく群馬でのロードレースに参戦出来る事から急遽参戦!


↑出発直前 本当ありがとうございます🙇‍♂️


メンバーは坂本さん、僕、南くん(イエロー)、VCの金田君とE1×4人の超豪華メンツ。


年が近いのもあってとても話は盛り上がりテンションは高いまま、土曜の夜に群馬に到着し、話が盛り上がってたら12時過ぎには眠たくなり就寝。


レース当日

8時には起床。E2のレースを観戦しながら朝準備し、会場入り。


金田君の両親が応援に来てくれており、補給を担当して頂ける事になった、ありがとうございます!!


その他にもレース前の準備を沢山手伝って頂き本当に助かった、今まで基本どこに行っても1人か数人だったので、こんなに落ち着いてレースに取り組めたのは久々かもしれない。

 

​当日の機材


フレーム:Yonex Carbonex HR
コンポ:アルテグラR8170
F.Rホイール:Wh-R9270 C36 TU
F.Rタイヤ:安心安全ルビノプロ25c!!!!
空気圧:前後6.5気圧



↑バーテープを中華に交換済み

目標


 

取り敢えず138キロを完走!

中継があるので意味のある動きで爪痕を残す🔥

結果


 

ラストに千切れ60位ギリ完走(+5分22秒)
取り敢えず飛び出す事は出来た😇


↑出走132人 完走61人

レースの中身

試走して、坂本さんと金田君と並ぶ。目測で70番くらいの位置だろう。 


前の人は試走せずに並んでいる人も居られるかもしれないので、ハーフウェットの路面もあって、ローリングは要警戒だ。 


和人はイエローなので最前列スタート。132人のプレッシャーが集中する。そしてリアルスタート。


なんとかローリングも上手くこなして、登り区間で10秒だけ踏んで先頭付近に陣取り。


先頭はインターバルはあまりかからず、流れに乗っているが、有力選手にはかなりマークがついており、逃げが出来ても中々ローテが回らない。


特にイエローを着る和人の後ろは明らかに車間が空いている時間が長く、後ろから上がってくると自然とそこまで入っていけるほどだった。


コレだとずっと先頭を引かないといけないのでさぞかし辛いだろう…。


5週目辺り、牽制が入りっぱなしで変わらない展開を自分の力で打破できないかと単独アタック。


なぜこの動きをしたのかは余り覚えてないが、ずっとマークされて回らないローテがあまりに可哀想でなんとか打破したかったんだと思う。




↑スカート履いてるみたい言われたww


下りを1人で走って、かなり詳細に覚える事が出来たが、目的だった流れを変えることは出来ず。


E1自体今年からで、目立った戦績も無いので全くマークされて無いのだから納得の結果ではある。


ガチンコサイクルTV「おっと、集団から1人飛び出しを図ってるようですね〜……。」


俺「名前とチーム名呼んでよ!!!🤣🤣」


そのまま周回をこなしていくが、どうしても心臓破りの下りの立ち上がりで遅れてしまい、その落とした番手を登りで回復すると言う余りよろしくない展開に。


前で展開は出来ているが、調子がかなり良かったのもあって、少し動き過ぎだったと思う。


今日の目標が完走なのをスッカリ忘れているんじゃないかとも言える走りだ。


10周回を過ぎてからは下りにも慣れてきて、下りでも番手を上げられるようになってきたが、15周くらいから段々と筋疲労が…。


毎回恒例の、腰痛DXマシマシナイアガラにより登りでのパワーが20Wほど下がる。


しかも、補給をポケットに入れる分まで渡してしまったという超初歩的ミスにより、ボトル以外無補給。コレは不味い、不味すぎるぞ!


20周あたりで後方からやっと上がって来れた金田君を発見。流石、余裕ありそう。




↑登りでパワーが出せず少しずつ後ろに。


もう20周以降は、お願いだから早くレースが終わってくれと願うしか無かった。

どんどん脚が掛からなくなっていく。ハンガーノックの予兆だ。

しかしもう補給期間は終わり。ボトル内の薄いポカリで誤魔化す。


22周目の2段坂で集団が少し動いたところで完全にエネルギー切れ。叫びながら千切れる。


その後はレバンテの山口さんと回してなんとか完走を目指す。シャットダウンしそうな体を抑えながら必死にペダルを回す。


俺「すいません余裕ありますかー?」

山口さん「僕も集団から千切れてるので…」


頭回ってなくてすいません…🙇‍♂️

その後登りでついて行けなくなり、単独でなんとかゴール。


コレで自身初の100キロ超えのロードレース、E1のロード初完走となった。



掛川はパンクとハンガーノックで千切れ、西クラはパンクでDNFと来てたので、ゴールした時は若干泣いた。(ガチ)


しかし、掛川に続いて惜しい結果となってしまった。初めにもう少し脚を温存し、適切に補給できていたら上位に絡めた可能性は全然あったと思う。





↑後半垂れまくりなのがよーく分かる

 

レースデータ
・138km 獲得標高3090m
・走行時間3:37:39
・平均HR168bpm 最大HR187bpm
・平均パワー203W
・NP239W
・IF0.862
・TSS:269
・平均スピード 37.9km/h


そして、学連個人ロードやインカレはコレより距離が長く150キロを超える為、今回のような立ち回りでは確実に完走出来ない。


徳島大学はクラス2以上が現在僕1人なので、強豪校に対して単騎で立ち回らなければならない事を考えると、スマートに走ることが求められる。


エピローグ



↑イエローマシンとのツーショット!


その後、大阪に帰還し、少し実家で寝てから四国入り。帰りのクルマの中でも楽しくお話しさせて頂きとても楽しかった。


なんと来週のきらら浜にも4人全員集まれるとの事でお互いの健闘を祈りながら解散。


今回連れて行ってくださった皆さん、クルマを貸してくださった川西さん、金田家の皆さん、このレースでお世話になった方々に伝え切れないくらいの感謝でした🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️


結果は良いとは言えないが、あと自分に出来ることは、こうして出来るだけ沢山強い人と走って経験を積むこと!だと思った。


人口の少ない四国ではレベルの高い集団での集団走行は中々出来ない為、遠征費にリソースを割いて更に精進していきたいと思います。


しかし、大学も鳥人間も忙しい中バイトをこれ以上増やすと体を真剣に壊してしまうので、7月までは苦しい状況が続くだろう。それでも自分の為はもちろん、関わってくれてる方々、応援してくれる方々の為にも全力で走りきります!





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