レジス・ロワンサル監督、アレックス・ロウザー、ランベール・ウィルソン出演。

 

 

邦題、後ろ半分余計なお世話ですね。相変わらず。

 

だいたいが自分単純な人間なのでまんまと二転三転ころころとひっくり返され、意外な結末にきっちり驚かされました。カタルシスとともにちょっと泣かされました。

 

シリーズ物のベストセラーの最新作、それを世界同時発売するため、9人もの翻訳家を情報が漏れないように何不自由ない状態ではあれ外界と完全に遮断して、渡すページも一日分をその日に渡して翻訳させる。まちょっと現実味は薄いのですが、その状況に興味をそそられます。途中いろんな言語が飛び交うので、これ半分でも分かったら面白いだろうなと少し悔しかったです。日本語がなかったのが残念。

 

オルガ・キュリレンコやリッカルド・スカマルチョなど、知った顔がいるのも楽しかったな。

 

ずっしり重いストーリーですが、ミステリーが好きな人にはおすすめです。