解体移転が決まっている伊那市中央衛生センターの屋上に留まるチョウゲンボウ。
2羽いるからおそらくつがいでここを棲み処としているようだ。
時節柄そろそろ巣作りを始めているのだろう。
そして完成した巣に卵を産み暖め孵ったヒナを育てていく。
以前はここにたくさんのオナガが住んでいた。
更地にされたテニスコートに植えてあったたくさんの木々が棲み処だった。
今では1羽もみかけない、寂しい限り。
オナガたちはどこへ行ってしまったのか?
解体移転工期はどうなっているのか?
できればこのままにしておけないものなのか?
人間の勝手な都合で鳥たちの棲み処や営巣地が奪われるのは彼らに申し訳なくてしかたない。
鳥の鳴き声が聞こえない街など死んだも同然。
そのうち天罰が下り人の声も聞こえなくなるだろう。