D60-1 ー①・機関車file74 | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

D60-1 ー①・機関車file74

蒸気機関車,D60,静態保存,山口市,国鉄

11月25日、D51-200号機が本線復活した日。

津和野から帰って来るまで、山口市内を散策して過ごしたのですが、山口県立山口博物館へD60-1号機が静態保存されているので。

長い間、なかなか訪れられなかったので、今回は訪問してみようと決めていました。





山口県立山口博物館は、山口市内にある総合博物館で、自然科学と歴史を扱っていますが、やっぱり山口で歴史と言うと、吉田松陰や高杉晋作らが活躍する幕末ですよね。

でも、私の当日の目的はD60-1号機。

しっかり撮ってしまったので、2回に分けてUPします。





露天展示とは言え博物館の展示品なので、主なパーツには説明文付の名札がかけられています。

けど・・・・ボイラー上の砂箱の説明文って、見えないよねぇ。

さて、D60とは、保存機としては数が少なくレアな存在ですが、D型機関車の60番台の形式としては、製造数は最多の蒸気機関車です。





安全弁と汽笛の反対側(2枚目の写真)に付いている空気圧縮機には説明板が付いていませんけど、プレーキ操作で使う圧縮空気を飽和蒸気から作る装置です。

タービン発電機(3枚目の写真)にも、説明板が付いていませんね。

蒸気機関車の図解などでは、1位側のイラストに名称が書いてあるものがたくさん出回っていますが、2位側についてはほとんど見かけないので、博物館の展示品ならそこら辺は細やかに説明板を付けても良いのでは?と、ちょっと思いました。





ではキャビン(運転室)へ入ってみます。

各種装置の付いたボイラー・・・・の横を入り込む人が多いのでしょうか、この先行けませんの札で通れなくなってます。

確かに、運転席窓まで行ってみたいと言う気持ちにはなりますけどね。



1位側のキャビンへの入口には、蒸気機関車の動く仕組みが、イラストで簡単に説明してあるボードが付いてました。

後葉もキレイでしたが、気になるのは腕木式信号機。

D60-1号機は津和野機関区の所属機で山口線で活躍しましたが、この信号機も山口線で使用されていました。




ところで、デフレクター(除煙板)に付いているマークは国鉄広島工場(現 JR貨物広島車両所)で特別整備が行われた機体に付けられるエンブレムで、煙突の集煙装置も広島式のものです。

次回はD60の説明も、少しします。

これまでの機関車file
蒸気機関車Subd
撮影日=11月25日・撮影地=山口県立山口博物館・貨物列車・駅舎・!鉄道ブログ・線路
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