実物大 段ボールのD51-200・機関車file71 | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

実物大 段ボールのD51-200・機関車file71

SLフェア,ダンボールアート,広島駅,D51-200


広島駅・新幹線口の屋内に展示されている、段ボールでできた実物大のD51-200号機です。

幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーンの一環として、11月23~26日に催されるSLイベントに合わせて、14~20日の期間に一般公開されています。

とても段ボールでできているとは思えないほどの、精巧な巨大ペーパークラフトです。





表口と新幹線口を結ぶ新しいコンコースを新幹線側に下り始めると、すぐにテンダー(炭水車)が見えます。

D51-200号機は1938(昭和13)年9月30日に鉄道省浜松工場にて落成し、1945(昭和20)年7月にはアメリカ軍による艦砲射撃で戦災を負いました。

第二次世界大戦の傷跡を乗り越えて現代に生きる貴重な車両の一つです。

全長19m73cm・全高3m98cm・総重量125.77tの巨体を復元した姿を、ぐるっと1周してみます。

























キャビン(運転席)の1位側と2位側では、挿し札を変えてこだわってますね。

黒い"やまぐち号"のヘッドマークも、何か新鮮でカッコイイです。

このD51を組み立てるにあたり、部品総数は約1700パーツで、およそ10時間かかったそうです。

キャビンの室内が、すっごく気になりますね。



実物のD51-200号機と並べてみました。

ナンバープレートの色はともかくとして、煙室扉のハンドル形状と標尾灯の位置が、実車とは違いますね。

他にも繰出管など配管関係も省略されていますけど、これだけ大きければ細かいツッコミなんて必用ありません。

この迫力ある圧倒的存在感だけで感動しますよ。

何と言っても、メカニカルな走行装置の精密さには目を奪われます。







汽笛も鳴るように準備されていました。

11:00~16:00の間、1時間毎に1日6回、汽笛が鳴らされます。

スマホで撮(録)りましたが、爆音にマイクが負けてしまって、ちょっと残念な音になってしまいましたので、ちょっと見て聴いて笑ってくださいな。

映像だけは、その時の賑やかさは伝わります。























やっぱり蒸気機関車と言えばシリンダー・ピストンから動輪へと繋がる主連棒や逆転機などの走行装置。

なかなかの迫力です。

撮影日・・・・私が訪れたのは昨日でしたけど、このD51が展示されるのは、残すところ今日と明日のみ。

何か残念。



1/1スケールと言うと、広島ではやっぱり戦艦大和が今でも出てきます。

あれはねぇ、ホントに解体して欲しく無かったんですけど、安全面や契約問題などで仕方なかったんですよねぇ。

期間限定・・・・その儚さと潔さが良いのかも知れません。

D51-200

さて、4日後となりましたSLフェアですが、天気は晴れ/曇りならしいです。

新山口駅って黒いホキが常駐してますけど、年に1回だけでも良いので貨物列車を牽引して運転されませんかね?

営業的にムリだろうなぁ。

急に寒くなりましたが、山口市近郊の紅葉はどうなんでしょう。

好い場所があったらSLだけじゃなく、キハも撮りたいな。

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