※今日の記事は、人によっては嫌悪感を示す場合があります。…あっ!ヘビです。
なので、苦手な方は見ない事をお勧めします。
世間がオリンピックの開催に歓喜する中、世俗とはゆかりの無い私は、一路G県へ…。
やって来たのは、もちろん「ジャパンスネークセンター」
↑やっすい感じの入口
日本で唯一のヘビ専門研究機関「日本蛇族学術研究所」が運営をしている
非常に由緒正しい場所なのですが、不況の煽りを受けて、もはや風前の灯…。
このままではいけないと、さっそく突撃して来ました。(もう10年以上ぶりです)
まずは、小ヘビ達のコーナーです。
キイロアナコンダの赤ちゃんがウジャウジャしています。
ニシキヘビのアルビノ種もいます。こちらも生まれたてのようです。
かと思えば、ヘビとは無関係の爬虫類もチラホラ…。
センター内には、要所要所に怪しげな新聞のコピーが貼ってあります。
↑安定の東スポクオリティ(謎は深まるばかりです…)
こちらは、キングコブラの骨格標本。やはり壮観ですね。
こちらはアミメニシキヘビのものです。世界最大のヘビですね。
やはりカッコ良いではありませんか?
ホルマリン浸けの標本も数多く展示されています。(こちらもアミメニシキヘビ)
また、ここは、事件性のあるヘビの引き取り先としても有名で、非合法での輸入や飼育によって
マニアの間で取引される毒ヘビ(いわゆる特定動物)などが警察から流れてきたりしています。
こちらがキングコブラと双璧をなす史上最強の毒ヘビ「ブラックマンバ」です。
可愛い顔をしていますが、一撃で人間を殺せる毒を持っています。
こちらは、ブラジル在住の日本人から寄贈されたアナコンダの「ナメシ皮」です。
体長5m越えの特大サイズです。
館内は、やはり人が足りていないようで、荒廃した雰囲気がセンター内を包んでいます。
↑謎の恐竜コーナー(汚れで色が変わってしまっています)
もちろん大蛇も飼育されており、キイロアナコンダやインドニシキヘビなどが
それぞれの檻で生活しています。テンションが上がりますね。
最後は叶姉妹の恭子さんが飼っていたという「ビルマニシキヘビ(アルビノ種)」です。
飼育が難しくなったとの理由から、同センターに譲ったようです。(←私の推測です)
脱皮の最中だったようで、剥けた後の皮膚はツヤツヤしてます。
スリスリしたくなりますね。
センター内には謎の洞窟もありますが、こちらはもはや風化が始まっていると言っても
過言では無いほど、荒廃しております。
↑まさにジュラシックパーク状態(フラッシュが無いとかなり薄暗い)
↑まさにゲーム「SIREN」の世界です(フラッシュが無いとかなり暗い)
恐らくこの先も、閉鎖が解除される事は無いでしょう。
こちらは「白蛇観音(はくだかんのん)」と言って、実験や研究によって亡くなったヘビや
動物達を供養する為に建てられたものです。
↑こう見えて10mくらいある。
私は平日(金曜日)に行きましたが、センター内では、チケット売り場のオバチャンを除いて
スタッフ・来園者含め、本当に誰一人とも会わなかったという事を心に良く銘記していただきたい。
このセンターでの一番の恐怖は「大蛇や毒ヘビが檻から出ているかも知れない」という事です。
この言葉の意味は、実際に観て来ていただくしかありませんが…。