第104回全国高校野球選手権広島大会・ベスト4決定!
昨日行われた広島県高校野球・夏の陣、準々決勝!
4試合とも引き締まった好ゲーム!
まずは、昨日の結果から・・・
■しまなみ球場
1近大福山 4-2 瀬戸内
2崇徳 0-4 広島商
■三次きんさいST
1呉港 3-4 盈進
2市立呉 0-2 尾道
どちらの球場に行くか、難しい選択でしたが・・・
昨日は、三次へ・・・
呉港、同点に追いつくチャンスはありましたが、盈進のバッテリーに阻まれ・・・
無念の準々決勝敗退・・・
ただ、今年のチームには1.2年生もおり、来年に期待できるチーム。
呉から甲子園へ!を実現して欲しいところ。
呉港は少しずつ進化しています。
そして、尾道vs市立呉。
戦前の予想は3点以内の勝負。
尾道のエース坂本は左サイドスロー。
アップテンポで投げ込み、コントロールよし。最速も140キロに迫る投球をします。
なかなか初対戦で攻略することは難しい投手。
昨日もいつものアップテンポな投球、絶妙なコントロールは炸裂。
なんと、8回1死までノーヒット投球。
8回1死までに許した走者は、四球1、死球1、エラー1の3人のみ。
尾道にエラーはありましたが、エラーをした後、エラーをした選手が守備で取り戻す。
野球は流れのスポーツ。
昨日の尾道は、全員が流れを引き寄せる動きをしていたように見えました。
市立呉攻撃陣にとっては、大変苦しい展開。
市立呉の最大のチャンスは8回2死2塁。
ここで打者は時川。
市立呉で一番信頼のおける打者。
この対決、しびれました。
息をのむ対決。
結果は坂本投手の勝利。
さて、尾道の得点ですが・・・
尾道は初回から市立呉のエース倉中を捉えます。
初回得点できないものの、打者5人で2本のヒット、すべてが痛烈な打球。
倉中を捉えている!と実感したことでしょう。
そして迎えた3回。
2死2.3塁で登場した打者は主将山中涼平。
責任感が強く、実直。
言葉を変えれば、融通が利かないとも評されることはありますが、このひたむきさは、涼平の持ち味。
春の県大会以降、打撃は下降状態で苦悩する日々が続きましたが、まじめすぎるくらい、打撃と取り組み、少しの光明を見出し、夏の大会へ。
ただ、野球の神様は、そうしたところを見てくれている。
決して綺麗なヒットではないし、華麗なプレーでもない。
ただ、泥臭く、食らいつき、たった涼平の打席。
打った瞬間は「あっ」と思いましたが、涼平の想いを乗せた打球は、1塁手の前で「弾む」
打球はライト前へ!
貴重なタイムリーヒット!
動画では、打球が追えていないのでわからないのですが・・・
動画はこちらで・・・
↓↓↓↓
宮迫接骨院YouTube
~可能でしたら、YouTubeチャンネル登録をお願いいたします~
「涼平の想いヒット」
尾道が貴重な2点を先制。
尾道坂本投手にしてみれば、序盤での2点。
大きな贈り物になりました。
野球は流れのスポーツ。
市立呉も懸命に流れを作ろうとしましたが、坂本投手の前に、一歩及ばす・・・
尾道完勝!
これで本日、休養日。
明日、しまなみ球場で準決勝が行われます。
対戦カードは・・・
1近大福山-盈進
2広島商-尾道
準決勝の展望は明日。
今日は全選手、しっかりとリカバリーをして・・・(祈)
「素人野球狂・宮迫」でした。
それでは本日も、笑顔で元気にがんばっていきましょう!