聖隷クリストファー落選問題!
東海大会で準優勝をし、センバツ当確と思われていた聖隷クリストファー高校。
まさかの落選!
出場校選考日、なんで?なんで?えっ!?と素人野球狂・宮迫も思いました。
ただ、その日から、様々なところで、この問題が取り上げられ、プロ野球選手も言及する事態に・・・
うぅぅぅ~ん・・・
と、いうことで、まずは、昨年行われた東海大会の結果を見てみましょう。
12校で争った東海大会。
では、その東海地区とは・・・
静岡・愛知・三重・岐阜の4県です。
東海大会の決勝と準決勝の結果は・・・
決勝 日大三島6-3聖隷クリストファー
準決勝 日大三島10-5大垣日大
聖隷クリストファー9-8至学館
東海地区のいわゆる「出場枠」は2つ。
東海大会の結果では、通常2枠は優勝・準優勝校になるはず・・・
東海地区のすべての関係者がそう信じていたはず・・・
それが・・・
選出されたのは、日大三島と大垣日大。
ううううぅぅぅから~~~ん・・・
解せない・・・
そして選考委員の解説が、この解せないことに拍車をかけた。
日大三島と聖隷クリストファーは「ともに静岡」
ともに静岡でなく、優勝した日大三島に準決勝で善戦した岐阜の大垣日大を地域性から選出した!なら、百歩譲って、まだ理解できる・・・
地域性を考慮した!という判断であれば、百歩譲って理解ができます。
ただ、選考委員からの説明は
「簡潔に言いますと、投打に大垣日大が勝ったという判断をした」
「選手個人の力量に勝る。甲子園で勝つ可能性が高いかを客観的に判断」
???
誰がどう判断したの?
選考委員の「主観」?
柔よく剛を制す!という言葉は野球にもよく当てはまります。
総合力の闘い!が反映される野球。
それを主観論で判断できるのか!?
全く持って理解不能です!
意味不明の理解不能!
聖隷クリストファーの選手、また関係者の驚愕度は、半端ないかと思います。
こんなことが教育を標榜する高校野球であってよいのか!?
教育上も大変よろしくない!と、素人野球狂・宮迫は考えます。
ただ、決定事項。
様々な声が上がったとしても、この決定が覆ることはないでしょう。
聖隷クリストファーには最大の同情をいたしますが、夏の奮起を期待するとかありません。
しかし、メンタルの揺り戻しをする作業は、半端なく難しいでしょう。
がんばれ聖隷クリストファー!
今回の事態で露呈した高野連の課題。
(1)センバツ甲子園の選考規定を明確に提示せよ
マラソンの五輪代表を巡る選考で混乱したことのある陸上界。
いまでは、MGCなる大会を創設し、選考基準の明確化を実現した。
高野連もこれを見習い、選考基準を明確にし、選考委員会が決定するものは「21世紀枠」のみ。
あとは地区大会の結果を基に選出する!と改定すべき。
また、
(2)センバツ甲子園の地区の出場枠について再検討すべき
今年のセンバツ甲子園の出場枠は21世紀枠を除いて・・・
北海道枠 1
東北枠 2
関東・東京枠 6
東海枠 2
北信越枠 2
近畿枠 6
中国四国枠 5
九州枠 4
では、これを高野連加盟校数で考えてみると・・・
北海道枠 1 211校
東北枠 2 368校
関東・東京枠 6 1067校
東海枠 2 429校
北信越枠 2 302校
近畿枠 6 561校
中国四国枠 5 428校
九州枠 4 524校
これで考えると、1校の格差がとても大きい・・・
数で検討すると、東海枠429校で選出枠が2校、中国四国428校で選出枠が5校・・・
これでは平等を求める昨今の情勢からは相当な乖離が見られます。
もちろん中国四国では9県、東海では4県ということはあります。
ただ、比例分配で考えると、東海地区の不利さが目立ちます。
広島に在住しているものとしては、心苦しいですが・・・
こうしたことをふまえ、今一度、「枠」の改善を考えなくてはなりません!
高野連は、今回の事態を踏まえ、センバツ甲子園選出枠について一考せよ!
高校球児すべてが目指す甲子園!
すべての人に納得感があるものはできないかもしれないが、説明できる範囲内の決着を緊急にすべし!
高野連が決められないのなら、高野連の会議に素人野球狂・宮迫をオブザーバーでもよいので参加させろ!(笑)
怒りが収まらない素人野球狂・宮迫でした。
それでは本日も笑顔で元気にがんばりましょう!