2月14日に平成26年度第一回定例会が告示となりました。


毎回この3月予算月の定例会にはこれまでの取り組み成果がどんな風に予算に反映されたのか気になるところです。


今回の目玉は『少子化対策基金積立金』30億ですね。


中長期的な視野で見据えた子どもプロジェクトやその他少子化対策事業を推進するための基金設置となります。


それに関連して『特定不妊治療費助成事業』に約2千万の予算がつきました。


市議会議員となってから結婚してからずっと子どもが欲しくてしかたありませんでした。


どれだけ検査しても、注射を我慢しても、子どもにはなかなか恵まれません。


私が声を上げなくて誰が伝えるの?!ってな事で、悔しさをかみ殺しながら提案し続けた結果です。


日本では1983年に体外受精が初めて実施され、最近では珍しい事でもなく確立され定着されてきているわけですが、治療を重ねたからと言って確実に妊娠できる保証はなく、その成功率は15%~25%とされています。


それでも妊娠を望む方にとっては一つの手段であり、少しの希望でもあります。


本来国で検討し保険適用の範囲を広げてくれればと思っていますが、現状では女性が相談もできずに悩み、出口が見えない治療に長い時間を費やし、多額な費用が家計を圧迫して、あきらめざるを得ないそんな現状です。


少子化対策においては子どもを持つ家庭への支援はどんどん進捗していく中で、子どもを産みたいと思っている家庭への支援は個人の努力次第ということに対して、一貫して不公平だと訴えてきました。


不妊治療は声を大きくして訴えることができない、表面にはなかなか出てこない分野の行政課題です。


明日は当初予算等の議案研究会。


各予算と中身がどんな風に反映されているのか楽しみです♪