家が好きです。
って言っても、たぶんここ数年で。
若い頃は、家には、寝に帰るぐらいだった。
何かにつけ、予定を入れては、外で遊んでいた時期もあったなぁー。
けど、そもそもの育ちは、家族を大切にする、家を愛する父母のもとで育ったので、まぁ基本家族との時間が好きです。
だから、家そのものというより、HOMEという存在が好き。
一人暮らしを始めて、夜遊びの楽しさも外ゴハンの美味しさもそこそこ知ったけど、30歳を過ぎて、グッとその楽しみ方が変わった気がする。
早起きして、1日を有効的に使う。
ちゃんと自炊して、体を心を健やかに保つ。
浅く広くではなく、狭く深く、大切な人たちと過ごす。
ランニングを始めて、さらにそんな時間の濃さが増した。
自然もアウトドアも好きだけど、でも多分いまのワタシのベースは家にある。
料理して、いつもの公園まで走りに行って、週末は友達呼んでワイワイ家で食べて飲んだり…
そんなワタシのホーム服。
きっと、半年後、家でも街でも毎日着ているんだろうなーという予感がする。
ATELIERBÉTON (アトリエ ベトン)
新しいブランドが誕生しました。
(メンズです。)
ドイツ語でコンクリートという意味を持つBETONは、全体的にダスティーでひんやりした質感の世界観。
健全なる引きこもりの方々へ。
これは、ネガティヴな意味ではなく、家が好き、自分だけの空間が好き、家族が好き、自分時間が好き・・・そういう人が、家具や食器、インテリアを選ぶみたいに、洋服を手にとる・・・イメージが膨らみます。
先週、そんな新生ブランドATELIERBÉTONのお披露目になる展示会がありました。
少しボリュームがありますが、紹介させてください。
このコートはカシミヤ混で、手触りも暖かさも最高です。
「モーニングコート」というネーミングは、寒い朝、パジャマの上にサッと羽織って新聞を取りに行く…そんなシーンをイメージしてつけられました。
ドロップショルダーなので、ゆったりしているのに、着られている感がない。
だから、性別問わず、男女共に着られるのがいい。
ちなみに、サイズは3展開(メンズでS.M.Lになる2.3.4)なのだけど、2のサイズ感はワタシやうちの妹でも着られちゃうぐらいなので、よかったら参考にしてみてください。
モーニングコートは、こんな風に新聞を入れられるポケットも付いています。
肌触りのいい、リブコットンのタンクトップとワイドパンツは、家の中だけでなく、移動中も心地よくいたいから、フライト中の機内服としてもオススメしたい。
現に、旅好きの 妹はん は、沢山オーダーしていたけど、この白の上下も入ってたなー。
同じタンクトップ、サイズをあげて4を着てみると、こんな風にワンピースとしても着られるのもGOOD!!!
ネーミングも、なんか文学的でいいな。
絶妙な丈感、こなれたシルエットがポイントです。
メンズものですが、ワタシが着ても意外とイケる。
というか、あえてのこのサイズ感が良い。
赤いリップとウエットでゆるーくアレンジした髪型で、全然女っぽく寄せられる。
レースや、ランジェリー要素のあるワンピースに羽織っても、そのギャップがすごく可愛いなぁーって思う。
逆に男の子みたいに、Tシャツにデニムにいさぎよく合わせても、もちろん良し!!
arモデルの藤井明子ちゃんも来てくれて、一緒にメンズものを着る。
この女子が着るメンズものの、独特のゆとり、抜け感が露出なんて全然ないのに、どこか色っぽく感じるのは不思議なもんですね。
これも、もちろんメンズです。
でも、1番小さなサイズを選ぶと、こんな着方が出来るのも楽しい。
彼はシャツ、ワタシはワンピース。
うちの妹カップルは、2人で沢山オーダーしてくれたのだけど、全部違うものにして、全部共用で着るそうです。
同じ1枚でも見え方が違う。
サイズが大きなコートも、こんな風に袖をまくって着ることで、少しクラシックで、でも新鮮なシルエットで着られます。
このグレンチェックもヴィンテージ屋さんで見つけたコートみたいで素敵だったなー。
チェックのガウンも大人気でした。
これは生地にシルクが混じっているので、さらっとしていて、着心地最高!!
最初からモフモフと表面を毛羽立たせた生地なので、シルクだからと気にすることもなく、ガンガン日常的に着られるのも嬉しい。
相方の宏美が来てくれて2人で試着。
もはや、完全なるユニットですね。
ブルーベースとグレーベースのチェックがあって、サイズ感でもイメージが変わります。
グレーが3(Mサイズ)、ブルーが4(Lサイズ)
カップルや夫婦で同じサイズの1枚を2人で共用して着たりするのも素敵!!
ブランディングディレクターの行方久子さま(ひーちゃん)も来てくれて、チェックシリーズのつなぎをオーダーしてってくれました。
美しい大人の女性がメンズ服をかっこよく着こなす姿は、すっごく素敵だった。
大好きな夫婦のゆーつーカップル、そしていつも本当にありがとうの敦子も。
こんな風に、みんなで同じものをそれぞれのサイズ感、キャラクターで着られるのもいいなぁって思った。
みんな、それぞれにしっくりきて、しっかり似合ってる。
そして、会場にグレーで美味しい世界観をプラスしてくれたのは、アイスバーブランドQUINCYADAMS !!!!
竹炭パウダーでグレーに彩ったアイスバーは、甜菜糖使用、無添加で子供も安心して食べられるんです。
オシャレで安心安全美味しいって良いなぁ。
歳をある程度重ねたからこそ分かってきた、価値観。
モノも、時間も、人も、空間も。
そんな価値観を大切に愛する人たちに、きっと大事にしてもらえるんじゃないかなー、そんな風に思います。
使うこと、着ること、動くこと・・・・丁寧にしっかりイメージして構築された服たち。
タフなのに上品で、でもちゃんと抜け感がある。
大事な服は着てなんぼ。
安価ではないからこそ、使っていく中で生まれる味わいも愛していきたいな。
近くで、この服たちが生まれていく様を見て、そんなことを感じます。
あなたの毎日に寄り添う服になりますように。