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横浜マラソン、走ってきましたー!!!

すこーしばかり落ち着いたので、記録と記憶を綴っておこう。




久々の本気フルマラソンに、実はけっこー緊張していたワタシ。



この日は4時半に起きて、朝食を。



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おにぎりと茹で卵のシンプルな朝ごはん。


レース当日の朝は、炭水化物と消化のいいもので。


ほんとうは、お餅が良いらしいのだけど、ワタシはいつもと遠くないもので、通常通りを意識。


ただ、生物や乳製品、繊維質のものなどは避けたほうがベターらしいです。




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そして、会場のパシフィコ横浜へ。

到着し、荷物をバタバタと預けて、準備します。


この日のウエアは靴以外全身MIZUNO。


靴はPUMAのIGNITE。


ウエアは、MIZUNOのガールズラインの +me (プラスミー)の新作です。


ワタシは全身白をセレクト。


で、ホントは白のセットで走る予定だったのだけど、もしかして…暑くなるかも…との不安がチョロリちょろりと、頭をよぎりまして…


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結局、半袖+アームウォーマーの組み合わせに。


一緒だった敦子と、元気に記念撮影!!


まぁ、この時、もう集合時間ギリギリで、直後Aブロックまで謎のダッシュをするんだけど…
(時間には余裕を持ちましょうだね…)


プラスミーチームに見送られて、いよいよスタートブロックへ整列します。





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今回、初心に戻ろうと、ジンクスを担いで、手に目標ラップタイムを油性マジックでギッシリと書き込んでおりました。


いや、GPS時計の、最強の相棒 SUUNTO かいるから、安心は安心なのだけど、心の安定とダブルの準備として、アナログな対応も。



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2014年の名古屋ウィメンズで3時間42分の記録を出せた時も、これをしていたので、ゲン担ぎでもあったんです。



今回の目標は、3時間48分。


記録を塗り替えたい!なんて、大それたことは、自信もなくて、自分自身の中でも、そんな欲は正直なかった。


でも、練習はちゃんとしてきたし、そこには後悔はなかったから、4時間は絶対に切りたいと思っていて、それが自分の中で48分という目標タイムに設定されたんだと思う。


でも、結果的に、このタイム設定も良かったのかもしれない。

あまり欲を出して、そのペースで走っていると、途中でガス欠や、故障していたり、予定以上のハイペースになっていた可能性もあったなぁーと。




そして、スタート。

ここからは、写真もないです。

レース中、初めて写真も何も撮らず、黙々とただストイックに走っていた。



1kmを5,15~25の間のペースを守って、10kmまでは人の流れにやや揉まれて、20kmまでは自分のペースを作って、体にこのペースのリズムを刻み込みます。

そこからの10kmがすっごくしんどかった。。


首都高湾岸線をただひたすら、真っ直ぐ走り続ける。

海風を受けながら、変わらない景色を、ただ走り続ける。


これって、かなり過酷…


アップダウンがある訳ではないけど、人間の心理的に一定の変化もないところを、ひたすら続く道をっていうのは、なかなか心が折れそうです。


もう、ここでは、これは自分の修行なんだと思い込んで、ストイックに追い込みました。


20km過ぎた時点で、膝の痛みもあったり、身体はどんどん鉛を背負ったみたいに重くなっていて、しんどかった。

でも、しんどいのは、この先も一緒だと、気持ちを出来るだけ切り替えて、前へ前へと自分自身でコントロール。




そんな時、沿道の給水所での声援がすごーく沁みた。


だから、出来るだけ声を出して、会話して、それによって自分も励まされたりした。




あとは、音楽ですね。


雑誌 走るひと、Ameba、音楽配信サービスAWAがタッグを組んだ企画 疾走プレイリスト で、ワタシも制作に関わらせてもらったプレイリスト「フルマラソンによりそう音楽」を実際にワタシも体感したいなーと、スタートから聴いてたんです。


これ、すごく良かった。

バラエティ豊かな曲たちが、42.195kmの道のりを、自分のランニング物語をドラマチックに盛り上げてくれる。



が、ワタシ的に、やっぱり日本語の熱い言葉のロックに奮い立たされる部分があるので、途中…30km過ぎたあたりでは、何度もウルフルズを繰り返すという聴き方もしていたんだけど。笑

まぁ、プレイリストは人それぞれの使い方、聴き方があるってことで、そういう例の1つです。



で、30kmからは気力です。

地獄の高速道路が終わるので、そこから解放された嬉しさもあって、身体はボロボロだけど、なんか気持ちはスッキリしていて、前へ前へと向いていた。



また沿道の応援も増えてくるから、それにも励まされて、走り続けます。




35kmを過ぎると、あと7kmだ!に変わります。


まだ何キロではなく、あと何キロに変わる瞬間。 



普段の練習では、だいたい7~8kmを走っているから、いつもの距離を思い出そう!あれならワタシ慣れてるじゃないか!と脳内で暗示。



そうやって変換していくのって、フルマラソンの時はとっても有効的なんですよー。




そんな中、残り4kmの看板のところで、1番見慣れた顔が!!

まさかのサプライズの応援!!

びっくり嬉しくて嬉しくて驚きで、思わず涙が出た時でした。


でも、もう記録が見えてきていたので、嬉しいのにも関わらず、すぐに走り続けるっていうのが、ワタシらしいっちゃ、らしいのですが…。



それがかなり効果的だったようで、残り4kmも失速することなく、必死にゴールへと向かいます。


足が上がらなくっているので、できるだけ腕を振って、腹筋使って、前に進む。



沿道の応援と、脳裏に走馬灯のように流れていく走った記憶、大好きなひとの顔…


まるで映画のクライマックスみたい(ワタシ劇場)




ラスト500mはダッシュしました。


もう見える!

新記録はそこまで!



そして、ゴール!!!!




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ネットタイムだと、、、


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こんな感じでした。


結果は…


3時間41分17秒。



自己新記録を出せました。



たった1分だけど、1分でも縮められたことが、本当に嬉しかった。



汗だく、髪もボサボサで、顔は塩だらけで、身体はクタクタで、雑巾みたいなっていたけど、気持ちは清々しさでいっぱい。



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そんな時、なんと 雑誌「走るひと」編集長の上田唯人くん、そして岩崎志保ちゃんが!!

なんでいるのぉー!?って。


てっきり、名古屋ウィメンズに行ってると思っていたから、なんか色々な紐が緩んで、じわーっと涙が。。


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ブッサイクな泣き顔撮られてた…笑



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2年前の名古屋の時も、唯人くんが偶然いて、そういえば泣いたんだった。笑


新記録の時に、ゴールで唯人くんに会えるっていうのは、勝手にジンクス追加させよう。




そんな訳で、42.195kmの長い旅路が終わりました。




しんどかったけど、今回大切にしたのは、それでも「楽しむ」ということ。

その姿勢を忘れずに、持っていたのは、とても良い方に働いてくれた気がしています。


ストイックなだけじゃ、もしかしたら乗り切れなかったのかも。


楽しんで走れた。

それが、ワタシにとっても大きな糧です。



沿道やボランティアスタッフさんたちの声援や笑顔


大好きなひとの応援


ゴールでの友達



横浜の美しい街中を、走り抜けられるなんて、なかなかない経験だしね。



楽しんで走ったから、記憶も鮮やかです。

(首都高は本当に辛かったけど…)






たぶん、2年前のBlogでも書いたけど、、

マラソンは人生に似ているなーと思っていて。



人それぞれペースも目標も違う。
楽しみ方も違う。
コースもそれぞれ。

でも、スタートしたら、歩いたり、時には休んだり、止まってしまったりすることもあるけど、引き返すことはない。

タイムアウトになったり、リタイアすることがあっても、別にそれで終わりじゃない。



自分のペースで、どう進んでいくか、前に向かうのか、その中で前向きに変換するとか、楽しもうとか、そんなワタシの普段にも通ずる姿勢は、たぶんマラソンに教わった、そんな気がしています。




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ボロボロだけど、なんか思いっきり笑えるし、気持ちが良い!!


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そんな経験が出来ました。



そして、まだ後ろを走っている敦子を応援。


ゴール手前で待ち構えて、最後の声援を送ります。


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敦子もよく頑張った。

ほんとによく走りました。


20kmまでは順調だったのに、そこから膝の激痛で、まともに走れなくなって、引きずってゴールへ向かったそう。



彼女の前向きさ、強さ、ポテンシャルが、最後まで諦めずに、ゴールへ向かわせたんだろうなー。




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チームプラスミーのまきこちゃん、あんなちゃん、ウチワを作ってくれて応援してくれてたんです。


本当にありがとう!!!


めっちゃパワー貰えたよ!!!



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おつかれさまのご褒美ールの美味しいことったら至福以外の何物でもなかった。




ひとつのゴールをくぐって、また次はどこへ向かおうか、ワクワクしています。

もっと先へなのか、もっと広くなのか、それは分からないけど、前向きに上向きに、いつだって楽しむ姿勢を忘れず、生きていきたいなーと思います。


走ることは、ワタシに沢山の新しい景色を見せてくれた。






みやれ