先日、お嫁になりました。
って、これが現実なら、とってもおめでたいのですが・・・・
撮影でのひとこまです。
でも、ウエディングドレスって、何度も着ているけど、やっぱり気持ちが上がります。
少女でもおばちゃんでもお婆ちゃんでも、何歳になっても、このドレスの魔法に、女性は魅了されるんですね。
で、今回の撮影には、面白いエピソードがありまして・・。
うちの父と、なんと共演してしまいました。父娘で映画に出るのです。
今回の作品の撮影、結婚式のシーンでのエキストラ募集告知を父が見まして、ワタシに連絡がきました。
「映画に出たい」
「エキストラで参加したい」と。
え??「本気???」思わず、娘は聞きました。
父の決意は固く、本気だそう。
人生の記念に映画に出たいと。
そんな父は、撮影当日、始発の新幹線で大阪から東京へ。
そして、朝からずっと炎天下のもと汗だくで撮影に参加して(たそう)。
父もそれなりの年齢なので、こんな暑い中での撮影でぶっ倒れたりしないかなーとか、ひとりで寂しがってないかなーとか、まぁ色々と心配しましたが、優しく温かいスタッフさん達の計らいもあり、なんとか元気にやっていた感じです。
こんな機会もなかなかないですもんね。
娘的には、なんだか嬉し恥ずかしです。
後ろから、父の頑張る姿を見て、なんか不思議な感覚でした。
そして、同じシーンを撮影中、父の「おめでとう!!」を演技なのか本気なのか、どっちか分からない言葉や笑顔を見ながら、ワタシも「ありがとう!!」を複雑な感覚で言ってました。
まだ生でドレス姿見せたことも、近々見せる予定もまだなかったから、こんな風に一緒に写真撮れたのも、まぁ、またステキな思い出です。
そして、父は最終近くの新幹線で大阪に帰っていきました。(きっと、クタクタだっただろうな・・)
このアクティブさというか、タフさというか、今回のこの件で、うちの父、面白い人だなぁーと、なんかほっこりしました。
こんな機会を作ってくれた、上田組の皆さんに感謝です。
さて、そんな上田慎一郎監督の新作短編映画「ラストウエディングドレス(仮)」の撮影写真も載せちゃいます。(監督からブログとかでも使っていいよと、許可OK済み)
そして、こんな姿にもなりましたよ。
昭和レトロ。ふふふ。
髪を黒くしたので、しっかりはまった。
きっと、観終わった後に、心が優しくほわぁーってなるような、自然と気付いたら笑っているような、そんな温かい作品になる・・・予感。
いやぁーでもウエディングドレスってのは、いつの時代にもステキな魔法ですね。
みやれ