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このポスターとも、そろそろお別れなんだなぁーと思うと、少し寂しかったな・・・。

昨日は、映画 『眩しくて見えなかったから長い瞬きを繰り返した』 の東京ラストデイ。

4月1日から下北沢のLagunaでアンコール上映が行われていて、昨日はワタシも始まる前にトークショーで参加してきました。

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1月23日に東京からスタートして、大阪や名古屋、岡山、宮崎、福岡、京都・・・を旅して、また東京に戻ってきました。

この作品は「音楽」を濃く描いているので、ツアー形式で全国の映画館やライブハウスをまわるをするという、ちょっと変わったカタチの上映。


東京のラストが、ライブハウスがたくさんあって、劇場もたくさんある、音楽も芝居も好きな人にはたまらない街の下北沢ってのが、なんだか"らしい"なぁーって思った。


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トークショーの女子チーム。

みゆり、あいり、星さん。

まぁ、この組は、女子のパワーが強かったなぁ・・・。

男子いっつもタジタジしてたもん。(笑)


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監督は、もう33才になる大人なのに、昔っから小学生みたいです。

カメラむけたら、変な顔するか、ガンとばすか・・・。あほだ。。。

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でも、最高にセンスがある。

ワタシは、まず彼の紡ぐ言葉が好きだ。そして生み出す世界が好き。

どこかいつも影があって、でも影のない人間なんていないでしょ。心にもきっとある。暗いとか明るいって、その影の保有バランスだと思うんだよね。

その影の背負い方というか、見せ方というか。

登場人物が、ほんと一瞬しか出てこない人も、みんなチャーミングなの。

そして、映像センスが素晴らしい。自分でカメラもまわすから、感覚というか、肌で感じる瞬間とか、表情とかをキャッチしたり、なんかステキな画を撮るんです。


『サマーリフレイン』って作品で彼に出会って、脚本を読んで恋をして、あれから5年。





同じチームでまた映画作ろうぜって言ってた約束が叶っちゃったんだもんなー。

「夏にまた会おうね」って、夏は過ぎちゃったし、ファイナルも春だけど、なんかそこもこの組らしい。(笑)

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その間に、それぞれみんな大人になったり、少しずつ環境も意識も変わったり・・・。

でも、好きなものや、情熱、ガッツみたいなのは変わってなくって・・・

そこに、新しい素晴らしい仲間も加わって、最高の彩りになって・・・

この組の中にいると、ワタシ大学行ってないから、ちゃんとは分かんないけど、サークルで何かひとつのことを一生懸命やるみたいな、ちょっと不器用ででも情熱とか団結力だけはあってみたいな。

ふだん、そうじゃなくっても、なんか純粋な気持ちでひとつの目標に向かっていける気がした。

たぶん、みんな同じところを見てたんだと思う。


なんか、青春っぽい文章だなー。とっくに青春時代なんて過ぎてるのにね。(笑)

でも、この仲間といると、純粋に物づくりが楽しかったし、役者とかスタッフとか、もう関係ない。


人が足りないなら、自分でやるとか、手伝うとか、いいもの作れるなら、なんでもしよう!みたいな熱さがあったんだよね。公開してからもそうで。一人でも多くの人に観てもらえたら・・・って、みんな本当に熱くて一生懸命だった。

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人生の中での出会い。この組に出会えたことは、ほんとに財産だな。。

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主演のシゲくんとは、同じ30才で同級生。

彼とは、今回が初めてだったけど、しばらくずっと敬語使われてた。

そんなにワタシ怖そうやったのかしら・・・(笑)

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天使のみゆり。この春から中学2年生。

この子のおかげで、現場はいっつもみんなにこにこしてた。

透明感ったら半端ない。


そして、この映画もすべてはここから始まったんだもんなー。

COUNTRY YARDの『Starry Night』




残るは沖縄ラスト!!!

4月13日に沖縄の桜坂劇場でのファイナルになります。

ロケした沖縄に帰ってくるなんて、最高だわ。

COUNTRY YARDのボーカルのシットくんの弾き語りライブもあります。


監督の言葉です。

「映画が好きな人に音楽を好きになってもらいたい
音楽が好きな人に映画を好きになってもらいたい」


沖縄の皆さん、そしてたまたまその時期に沖縄にいるよーってみなさん。

ぜひ劇場に足を運んでみてください。

なんか、観終わった後、見える景色がちょっとだけ変わるかもしれません。












みやれ