この電車で気仙沼へ。

とっても可愛いレトロな姿。


でも、名前はスーパードラゴン!!!!!


そのギャップがなんとも言えず可愛い。。。




ドラゴンくん。


そして、到着。



去年、あの震災が起きてから、この土地を踏むのは初めてでした。



ずーっと、行きたい、現地で自分が出来ることはないかなぁ・・と思いながら、行けずにいたので・・・今回スタイリストさんしてるお友達に誘ってもらえて、よかったです。



津波の被害を受けた土地を目の当たりにし、ほんとに何とも言えない・・・言葉が出てこなかった・・・・・。


失うということが目の前に広がっていた。。。




そして、ここへ向かいました。


ここは復幸マルシェという色んなお店が入った、プレハブの施設で、今日はここで、以前六本木ヒルズで東北に洋服を送ろうと集められたたくさんの服たちを、ものすごい量なので、来られたみなさんにイロイロと選んであげたりするイベントがあったのです。

そして、ハリウッド美容室からはヘアメイクさん達が来て、メイクやヘアをアレンジしてあげていて。

スタイリストのお友達が参加するということで、誘ってもらいワタシはそのお手伝いしに行きました。


みなさん、ほんとに楽しそうにお洋服選んでいて、髪をセットしてもらったり、お化粧してキレイになって、笑顔で帰って行かれる。目がキラキラしていて、楽しそうなのが印象的でした。


やっぱ、着るものやお化粧とか髪型で元気になるもんね。特に女性はね。子供たちも女の子は髪をクルクルにしてもらったり、とっても嬉しそうだったなぁー。


お昼ゴハンは復幸マルシェの一階にあるうどん屋さんの団平で。



名物の団平うどん。

出汁が効いていて、あっさりしてるのに、強い味で美味しかった。

うどんにたっぷりのかつお節、大根おろし、卵(あと、ワタシはネギが苦手なので写ってませんがたっぷりのネギ)


で、うどんすすりながら、大将のお話を聞いていて。

40代がやらなきゃいかんと思って動いた。という内容がとっても響いた。


大将はうどん屋さんなんだけど、町が大変な状態になり、そこで自分たちで重機を動かし、みんなが集まれるこのプレハブ施設を作ったとっても強い方。


そのお話がめちゃくちゃ熱くて、ステキで。。。。



この復幸マルシェの壁なんだけど、よく見てください。大将の後ろに同じシルエットの絵。

ステキでしょ。


そして、ワカメなどを取り扱ってる水産物会社マルニシの新妻さん。ワタシ、ワカメが大好きなのでこれからが旬のワカメ。今度お取り寄せしてみようと思います。


気仙沼に行く機会があれば、ぜひぜひ行ってみてください。美味しいし、とってもパワーもらえるよ。


こんな可愛い天使もいました。

せなくん。1歳。

震災が起きた時はまだ3ヵ月だったんだって。


あの時は、おむつにも困ったり、ストレスを感じたり、本当に大変だったらしいのですが、すくすく育って、今日は元気に走り回っていて、みんなのアイドルでした。


この子達が元気にシアワセに暮らせる環境が早く戻るといいなと強く感じました。




せなくんのママはまだ二十歳なんだよー。


復幸マルシェに集まった現地の皆さんもとっても仲よさそうで、お互いの服選んであげてたり、似合う似合わないとか言いあったり、その交流が出来る場所があるっていいなぁって思った。 


今回、初めて、気仙沼に行ってみて、生きているって素晴らしいことで、奇跡的なんだなぁーって。

だから一生懸命生きなきゃいけないし、人はそんなに弱くないんだと思った。


ものすごく辛くて大変なことがあっても、生きている。生かされている。



強い人は、弱った人をお手伝いするし、みんなで支えあっていける世の中なんだなぁーって。


ワタシも微力ながら、これからも継続的に出来ることをやっていきたいなぁって思いました。



今日もほんとにたくさんの洋服が届けられていて、みんなの少しずつも集まれば4トントラックいっぱいくらいになるんです。



東京に戻ってきて、昨日見た仙台の空、今日見た気仙沼の風景を思い出しながら、これを書いています。




みやれ