倒れてから初めて学校へ行きました。 | 宮ぷー レッツチャットで、今日もおはなし

倒れてから初めて学校へ行きました。

今日は宮ぷーの学校へ行きました。ピンクのシャツを着て行きました。玄関につくとすぐに宮ぷーの同僚で、いつもよくしてくださる荒木先生が待っていてくださいました。宮ぷーはさっそく「いそがしいのにありがとう」と前もって入れていてお話をしていました。そして、校長先生のところに連れて行っていただいて、そこでも「あえてうれしいです。ながいあいだごめいわくをおかけしてすいません。おかげさまでずいぶんよくなりました」と前もって用意して保存していた文章をお話ししていました。
校長先生も教頭先生も、一緒に子供たちが体育しているところに連れて行ってくださって、宮ぷーがどんなにうれしいかと思って胸がキュンとして泣けました。
校長先生は、意思伝達装置にすごく詳しいかたなのです。昔は京都で行われる意思伝達装置のお祭り?のエイペックにもよく参加されていたとのことで、いまの感想は?と宮ぷーに聞いてくださって、宮ぷーは「なつかしい」と答えていました。
本当に廊下も、教室もどこもかもが宮ぷーにとっては何度も何度も夢をみたり、思った場所だったのだと思います。急に金曜日の夜に倒れて、それきり、学校へは一度もこれまで来ることができませんでした。
お仕事もみんな同僚のみなさんが代わりにしてくださったのです。宮ぷーは子供たちにも会いたかったのです。それで、荒木先生が、近くにあって地下の廊下でつながっている病院へ連れて行ってくださいました。
病院には入院しておられるお子さんがおられました。見宮ぷーの卒業のビデオを送ってくださった生徒さんたち。カラオケを歌っている様子がみれたり、宮ぷーが「きゅうにいなくなってごめんね ながいあいだあってなかったけど げんきだったかな?」と声をかけると「げんき」と答えてくださったりもしました。
 宮ぷーはずっと頭をさげることがなくて、そして、一度も吸痰せずにいられました。荒木先生に宮ぷーが会いたいという人に会わせてもらったり、行きたいと言う図書館にもつれていってもらって、「本当にありがとう」と私がお礼を言うと、荒木先生は「何言うとるの、こんなことができなくて友達なんて言えないよ。だいじょうぶ」と言ってくださったのです。ああ、やっぱり涙が出るよ。
 職員室に来たら、職員のみなさんが、宮ぷーを取り囲んでくださって、宮ぷーがまたあいさつをしたら、「よかったね。宮田さん、こんなによくなってよかったね」って言ってくださいました。
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