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お年賀のドラ焼きセットです。

わたしの母親は92才です。
去年遂に歩けなくなって、今はヘルパーさんとデイサービス無くしては生活出来ない状態です。

母は両方の肺に癌があります。
右肺の癌は15年位前からあり、本人の意志で治療しないと決めました。癌はだんだん大きくなっています。

左肺は進行性の癌で、一昨年見つかりました。
高齢なので治療に耐えれないだろうから、治療しない方が良いだろうと放置です。
今は肺の半分以上の大きさになっています。

しかし、不思議なことにそう苦しむでもなく安定したバイタルです。

今年の正月はショートステイにお世話になっていたので、施設の方へのお土産にドラ焼きを買い母に会いに行きました。

母は紙オムツを付け始めはかなりボケた感じでしたが、介護サービスを受けるようになって受け答えはシッカリしました。
会ったときの母は、施設に居ることか不満そうでした。
いつ帰れるの?
そして、
髪の毛が白くなった!
と嘆いていました。

嫁に行き姑と同居する私には、母の介護は難しい問題です。
兄は母の家に隣接した所に住んでいますが、バツ1の独居シニアで、掃除、洗濯、料理まるで駄目です。その上、経済面も母をあてにしています。
頼りにならない子供しかいない母。
申し訳ないと思いますが、力にはれないのが現実です。

母は毎月のように髪を染め、何時も黒い髪の毛のオシャレさんだったのです。施設で鏡に映る自分の真っ白い髪を見てショックだったようです。
白い髪も良く似合うよ。
と慰める事しか出来ませんでした。

話すこともあまりなく、早々と帰りました。
私的には久々に母の顔を見れて満足てしたが、母のどんよりした顔が忘れられません。
老いは誰にでも来るもの。
如何に準備するか難問です。

今日の散歩で出会った風景です。



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