久しぶりに長崎の実家にお盆帰省してきました
今年亡くなった叔父の葬儀には帰りましたが、盆正月の帰省はコロナで実に3-4年ぶりになります。
12日の羽田空港。帰省シーズン+台風7号が迫ってる事もあり混雑してました。
繁忙期の長崎便は超高いので福岡経由で
高速バスを使って🚌
長崎へ。 レトロな路面電車をみると長崎に帰ってきた実感が湧きます
叔父さんの精霊船⛵
長崎では15日に精霊船で初盆の故人を西方浄土に送るという習わしがあります。
まあこれが知らない人はビックリの奇祭なんですよね
これに参加するための帰省なのです
13日は久しぶりに長崎の被爆遺構を訪ねてきました。
爆心地公園へ。
平和記念公園へ。
平和の泉で核兵器のない平和な世界を祈願します。
平和祈念像の天を指した右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を、軽く閉じた瞼は原爆犠牲者の冥福を祈る、という想いが込められています。
浦上天主堂へ。 下に写っているのは爆風で吹き飛ばされた旧天主堂の鐘楼です。
原爆資料館へ。
ここは何度来ても心が痛みます・・・
でもいつまでも忘却せずに後世に遺していく事が大事ですよね。
ノーモア・ナガサキの核廃絶教育を受けてきた長崎人として、ロシアのウクライナ侵攻での核使用脅威は本当に心配になる所です
14日はお墓で花火です
これも長崎独特の文化なんですよね
お盆はお墓に花火をしにいく日なのです。そのために花火屋さんで大量の花火を買い込んでいきます。
これぞ長崎のお盆。いや~久しぶりに花火を堪能しました
花火も明日の精霊流しが本番なんですけどね~
15日はいよいよ精霊流し⛵
精霊船の飾りつけをして、これから出発です
カメラマンに任命されたので流し側目線で撮っていきますよ~🎥
「ちゃんこんちゃんこん(ドラの音)ど~いどい」の掛け声をかけながら市内を練り歩いていきます。
長崎精霊流しの奇祭たる所以が、この道中に鳴らしまくる爆竹・花火です
さだまさしの唄「精霊流し」のしんみりとした雰囲気は微塵もありません
爆竹は魔除けの意味合いであり、精霊船が通る道を清めるためとされています
精霊流しの日だけ許される、とてつもない爆竹祭りなのです
ちなみに長崎の爆竹消費量は日本1位(半分以上)、毎年1億円を超える花火がこの1日で消費されるらしいですよ
地面はこの通り、爆竹・花火のゴミで埋め尽くされますが
なんとこれが明日の朝には綺麗サッパリなくなって元の状態に戻ってるんです!
にぎやかにメインの繁華街を抜けていき
流し場へと船を送っていきます⛵
実際には船は流さないんですけどね。(昔は実際に流して燃やしていたらしい)
無事叔父さんを送り、精霊流しも堪能することができました