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22周年




急に小話が降りてきました。
大好きな曲の歌詞から…
大野さん不在ですがこれは大宮の物語です。
二宮サンの想いが溢れます。




after V6 Last LIVE ...




「カズ…」

「あ、潤くん。」

「翔くんはもう行った?
    相葉くんは撮影だってね。」

「うん。」


目線はまだ誰かを探してる。
そう、もうひとり…。


「なぁ、なんか聞いてる?」

「や、特には…。」

「オレ、聞き損ねた。」

「私は、聞けなかった。」

   カズなら聞いてると思ったのに…

「翔くんなら知ってたんじゃね?」

「生放送で直ぐに出たし…
    翔チャンには なんか 聞きたくない。」

「カズ、会ってないの?」

「会っちゃいけない気がしてる…。」

    ってそれを潤くんに言いたくなかったのに…。






とうとうこの日がやってきた。

翔チャンじゃないけど、僕らは間違いなくV6チルドレンだ。デビュー前、まだユニットも組んでない頃からずっとバックに つかせてもらってた。
あの人も京都から戻って ずっとついてた。



あの頃、僕らはこんなに長く一緒にいることになるとも知らずに、ただソコにいた。共にいた。
目の前の先輩達の背中を追いかけるように。

デビューしてからは あの人の背中を追いかけ続けた。
ひたすらに。

一昨年、活動休止を発表して、約2年 全力で走った。
そして今年、この10ヵ月は無我夢中で 手探りしながら前に進んだ。
あの人の見えない背中を探すように。
決して追いつけないと解っていても。

結局、やってることは変わってないのか…


「カズ…俺たちは変わってないよな。」

「変わってないよ。」

「変われないんだ。」

「………。」

「変わらなきゃいけないのに…。」

「私は…変わりたくないよ…。」

「オレは…変わりたいと…思って…。」

    そうなのか?
    そんなに変わることが大事なのか?

「カズは新しいこと 始めて、変わったんじゃない?」

「そう?」

「ちょっと羨ましくもある。」

「私は変わったつもりはないよ。」

    変わってなくは ないだろ?
    それともオレが見誤ってるのか?

「活動中と何ら変わりないんだ。私の中の嵐は。」

    私の中のあの人も…

「それはそうだな。
    オレの中の嵐だって 少しも変わってないよ。」

   またいつか、必ず…
   嵐であることを誇りに…



「潤くんが、羨ましいだなんて…
    私も少しは成長したのかな…。」

「そうか、変わったんじゃなくて 
     進化したんだよな。」

「うん。俺たちは変わってないよ。」

「そう。5人で嵐」

   これだけはゆずれない





入所した時から貴方がいた。
貴方が私の基盤(全て)をつくってくれた。
いつも私を一歩先へと誘ってくれた。
貴方がいる限り、私の芯は揺るがない。
できるだけ、このままで。
できるだけ、進んでいく。
自分らしく。

貴方と再び、5人が揃う その日まで…。
今は まだまだ成長途中だ。

V6兄さん達のように、
いつか キレイに終わらせられたなら…
その時が本当に変わるときかもしれない。



変わらなくちゃいけないのに
おんなじ過ちばかり
同じような恋に落ち 傷つく
できるだけ僕のままで
いたいと思う気持ちは
甘えか 自分らしさなのか
わからないけれど

変わっていくことを何故
僕らは恐れるのかなぁ
変わらないものを笑うくせに
できるだけ僕のままで
いたいと思える日々を
未来の僕はどんなふうに
振り返るんだろう

『できるだけ 』作詞 相田毅  作曲 森元康介



嵐22周年祭
できるだけ ~ 大宮 +潤

2021.11.3 Wed.
sorenishiyou



イエローハートブルーハーツイエローハートブルーハーツイエローハート




しょおじゅんゆうちゃん様

素晴らしい企画をありがとうございました。
ギリギリ参加で申し訳ございません。




嵐サンへの想いを再確認できました。
22周年を過ぎても、まだまだ道は続きますように。