ついこの間まで、看護師として働いてきたワタシ
保育器に入ってる未熟児ちゃんから、
障害を抱えた子どもたちを主にみてきました。
3年間勤めたのだけど、
最期の瞬間に立ち会ったのはたった1回だけ
子どもたちの生命力って本当にスゴいのです
その子は、生まれたときから
分かりやすく言うと脳死状態で、
長くはないと診断されていました。
その時は突然やってきて、
前日も担当だった私は
だんだん低下していく心拍数をモニターで見ながら、
「あ~…この服、昨日お風呂のときに私が選んだやつだ…」
なんて、とんちんかんなことを思ったりしてました。
最後だって分かってたら、もっとかっちょいいの着せてあげたのに。
最後だって分かってたら、もっともっと丁寧に身体洗ってあげたのに。
いつか来ると分かってたその日が、
まさか今日だなんて、思いもしなかった。
絶対に来ると思ってた明日が、この子には来なかったんだ…
たくさんの、“○○すれば良かった”
が、浮かんでくる。
その時の私はものすごく中途半端で。
退職するのは決めてたんだけど、
転職先は探してなくて、やっぱりなんだなかんだ言って
続けるのかもな~
なんて、曖昧な状態。
旅は昔から憧れはあったけど、
いろんな理由をつけて
自分には無理って、決めつけてた。
その子の死に立ち会って、
“明日がくる奇跡”
を噛み締めたら、
今目の前にいる相手と、自分の気持ちを大切にしてあげなきゃって、強く思ったの
やりたいと思ったことが自分の気持ち次第で叶う環境にあるのなら、
ちょっと勇気出してみよう
そんな感じで踏み出せた一歩
自分なりに、後悔しないように。
目の前の人、こと、自分にきちんと向き合えるようになりたいな~
というわけで、モチベーション上げて本日も準備頑張りまっす
iPhoneからの投稿