最近、ひょんな事から友人に誘われ、元プロボクサーで元東洋太平洋バンダム級チャンピオン、新田渉世さん(リングネーム:新田勝世さん)の公演を聴く機会を得ました。


新田さんのプロフィールや詳しい公演内容は割愛するが、公演の中で、生涯忘れ得ぬ言葉を手にしました。



その言葉は・・・




負けに負けるな!




人生の長い旅路において、『勝てること』は幾度あるだろうか。


むしろ、この世の中に生きるにおいて『負けること』の方が多いかもしれない。


ならば、どんなに不様(ぶざま)な姿だろうが、他人が「お前は負けだ」と非情な断を下そうとも、負けに負けない気持ちさえ持てば、その人の人生は勝ったようなものだ。


人生に10カウントは無い

スリーダウンのノックアウトもない

ましては他人が自分の我が人生に判定を付ける必要も無い


『負けに負けない』心を持てば、その人は人生の勝利者だ!




負けに負けない




新田さんの公演を聞いた丁度その時、テレビにて女子バレーボールのワールドカップが開催されていた。


全日本女子は開催前からケガ人続出。
格下セルビアに敗れ。
中国には3セットとも、逆転にて取られ負け。
序盤で自力でのオリンピック出場権の獲得は絶望視された。


チームは苦肉の索として、相手国にデーターの無い、当初たいした戦力で計算されていなかった、若手の岩坂名奈・新鍋理沙に懸けるしか無かった。


二人はチームが敗れた後のインタビューにてドロドロに泣いていた。


要約すれば、ただ「悔しい、悔しい」と・・・


久しぶりにスポーツ界にて真剣に悔し涙を流す姿がそこにあった。

その後チームは、格上の強豪、ドイツ・イタリア・ブラジル・アメリカを破り、オリンピック出場権は獲得出来なかったものの、僅かの勝ち点差にて中国に次ぐ4位で大会を終えた。



負けに負けない



悔し涙を流した全日本女子チームは『負けに負けずに』日本国民に希望と勇気を与えた。




負け負けるな




今の自分は、挑戦と敗北の繰り返しにて今日を生きてる。




負け負けるな!




幾度の苦難があろうとも、この言葉は忘れない。




負け負けるな!




いつ何時であっても、他人に勇気を与える人材に成長したい。

希望の栄光道は今ここに!



大いなる
 希望に生き抜け
  一生涯
そこに勝利が
 栄光道が