後半開始直後、大同 白のシュートで先制するも、車体藤田・鶴田の活躍で3連取、GK坪根も当たりだし一歩抜け出す。
ここで大同は白にボールを集め巻き返しを図るが、車体銘刈のループなどで大同のリードを許さない。
後半10分、車体門山の退場をきっかけに大同が一時逆転するも、車体も崎前のロングなどで粘りを見せる。
しかし、車体藤田の退場をきっかけに大同リードでジワジワと点差が広げる。
しかし後半20分、車体藤田・崎前・小沢の3連取で追い付き、チームマネージャー野村のロングで再逆転。
ここから両者点の取り合い、一進一退で手に汗握る熱戦が繰り広げられる。
残り10秒、大同1点リードで武田がシュートを放つが坪根が気迫のセーブ!
しかし、無情にもボールが遠くに転がる・・・
坪根がなんとか拾い上げるが、大同がここぞのオールプレスディフェンスをかけボールを持つ坪根の迷いを誘う。
なんとか銘刈にパスを通すが、ここで試合終了のフザーが鳴り、大同特殊鋼の優勝が決まった。


試合後半、大同特殊鋼の高いディフェンスに車体はフィジカルでぶつかり、両者選手が傷むなか付かず離れずの接戦は大いに見応えがあった。
準決勝は紡織に敗れかけたが、いずれにしろ最後に決めきり、守りきる大同特殊鋼は終わってみればさすが王者と云わざる得ない。
敗れはしたが紡織・湧永・紡織は確実に大同との距離を縮めてきており、来期以降の戦いに期待したい。