僕はサッカーの事は全然知らないのですが、テレビでワールドカップ予選の日本Vsカタール戦がやっていたので、たまにはと思いテレビ観戦してみました。


僕の根底が『ハンドボール』なので、グラウンドやコートを走るスポーツを見ると、ハンド目線でそのスポーツを見てしまいます!

しかもゴールキーパー(以下GK)出身なので、さらにキーパー目線で見てしまうんです!



そしてスロー・・・
じゃなく
(^^ゞ

キックオフです!

まず始めに思った事は
「あのGK上手いなー」です。

カタールのGKは位置取り(立ち位置)がいいし反応がいい、味方を制してまでボールに向かう勇気があるしなんせ背が高い。

「上手いし、いいGKだなー」
と思いました


しかしそれも束の間!
ゴール斜め前でパスを受けた田中選手が走る!


が・・・


一瞬僕は思いました

「角度が無い・・・」

しかもGKの位置取りはバッチリなので、逆に安心して見てましたが・・・

ゴーール!!!
ε三ヾ(^▽^)ノ☆\(^^)

日本先制に、叫ぶ実況アナ!
抱き合う選手達!!


テレビは大盛り上がりでしたが僕はなぜか冷静に見ていました。

「GKの位置取りは良く、シュートコースを完全に消しているのに何であのシュートが入ったんだ?」


つまりあの瞬間、ハンドボールで例えれば『サイドシュート』、さらにあの間合いはGKの勝ちだと思ったんですが・・・


繰り返されるリプレイでも、やはりGKは味方ディフェンスの立ち位置とゴールポストの位置を計算に入れて、いい場所にいました。

しかし、別の角度からのリプレイで分かりました!

『股抜きシュート』!!

スゲー!!
Σ(゜o゜;)

手でボールを扱うハンドボールなら分かりますが、足でボールをコントロールし、あのコースにシュートするなんて・・・

あのコースしか無かったといえばそれまでですが、なんたってそこに決めた田中選手はスゴい!!



あと、これは僕の『勘』なのですが・・・

「あのGKは、ハンドボールのGK練習をしたことが無いんじゃないか?」
という事です。


前述でも述べた通り、

背が高くて
反応が良くて
味方選手を制してでも前に出る勇気があり
ボールに対する位置取りもいい

彼はどれを取っても上手なGKですが、彼が一瞬だけ忘れていただろう事は・・・

『足元は長身GKの泣きどころ』
という事。

リプレイを見ると
田中選手がシュートをする瞬間、GKは足を広げ過ぎていました。
決まった瞬間、後ろに尻餅をを突いていたのがその事を物語っています。


欧州の方ではGKを育てる際に、ボールへの反応とシュートコースを消すキーピング術を学ばせるために、ハンドボールのGKを経験させてトレーニングをさせるそうです。

サイドシュートでコースを消されたシューターはGKの脇の下か足元しか無いんです。
(ループ(山なり)や顔抜き等、テクニックシュートもありますが、ここでは置いといて)


もしあの瞬間、少しでもGKに足元への意識があったら・・・

彼にハンドボールの心得があったら・・・
(推測ですが)

止められたんじゃないかな・・・?

と思ったシュートでした。



2点目は強烈なロングシュートでしたね。

ロングとはいえ、もしノーマークで宮崎大輔選手に打たれたら・・・

反応できないGKの気持ちが分かるような気がしました。



そして日本3点目のシュートもサイドシュート・・・

GKは横に走り込んでいたとはいえ、今度はヘディングで脇の下を破られていましたね。

残念!
今日はカタールのGKよりも、日本のシューターテクニックが勝りましたね。



試合の感想は・・・

シュートを決められはしましたがカタールのGKは良く守っていましね、逆に肝心なゴール前のディフェンス陣が弱かったように思います。

日本はシュートが決まり勝ちはしましたが、ボールを持っている相手への詰め方が甘いようにも見えました。
1対2もしくは1対3の時に相手を囲い込むとか、挟み込むとかのプレーが足りないような気がしました。
(素人目線ではありますが・・・)




うーむ・・・
今日はハンドのキーパー目線で見てたら、なかなか面白いシュートシーンが見れましたよ!

いい勉強になりました!

このブログを読んだ皆さん!
今日の朝、もしくは夜のスポーツニュースで何度も日本のシュートシーンが流れると思いますが、是非GKの動きにも注目して見てくださいねー!!
(^-^)/