今日は休日、図書館に行ってこんな本を借りてきました。

書名:ゴールキーパー論

著者:増島みどり

出版元:講談社

発行日:2001年2月20日






サッカー・ハンドボール・アイスホッケー・ホッケー・水球、それぞれのゴールキーパー(以後GKで表記)を選手対談と、その選手自身のGK論を紹介している本です。

その中でハンドボールの橋本行弘選手(元本田技研 現チーム名Honda Elk)の記事を読みました。


彼のプレーを見たことは無いのですが、この本を読んで橋本選手のスゴさにビックリしました!


この本に書いてある橋本選手のプロフィールを簡単に書いておきます。


1965年9月27日豊橋市生まれ。
日本リーグの本田技研や全日本で活躍した後、34才にて家族と渡独、ブンデスリーガで2年間プレー(2001年1月現在)
1998年には国際ハンドボール連盟の「1997年度世界最優秀選手」にノミネートされ、全世界から1867票を集め第3位の得票となる。


僕はこの本を読んで橋本選手の足跡に感動し、改めてハンドボールのGKは重要なポジションであると再確認しました。
また、橋本選手の高尚なGK理論や精神論に深く感銘しました!



そして著者の増島みどり氏は橋本選手のことをこう語っています。

「守備の人でありながら、言葉や話の端々で出てくるのは安定ではなく現状打破への欲求であり、守ることではなく、よく攻めることへの意欲だった。守っているように見せかけて実は「攻めて」いるのである。」と。


その他、シューターとゴールの空間をパズルの例えで考えたり、止める確率論など、もっともっと紹介したいのですが、最後に、『橋本行弘が語る「GK論」』を紹介します。


「GKだから主張する、責任が大きいからこそ、主張をしたい。
ボールを受ける姿は捕手のように見えるかもしれないが、私は、GKこそバッターだと思っている。
つまりボールに向かって当たりにいっている。」
橋本行弘



僕自分の仕事や生き方にも参考になり、心響く言葉でした。


読者の皆さんも図書館等に立ち寄る機会があったら是非読んでみて下さいね!