今日はあまり得意分野では無いのですが、陸上競技について書いてみたいと思います!




ある陸上の記録会にて池田久美子選手が100mハードル走に出場していました。


彼女は走り幅跳びの選手ですが、トレーニングの一環としてハードル走にも参加していたそうです。


しかしその決勝、彼女は途中ハードルに足をかけてしまい、転倒してしまいました。


周囲は残念という雰囲気に包まれましたが、彼女はゴール後、右手を挙手しながら、「第8ハードルのインターバル(間隔)が狭いと思った人・・・」と、他の選手に同意を求めると、パラパラと手が上がっていきました。


競技役員が念のため間隔を計ってみると・・・


なんとその通り、通常8.5mの間隔が、第8ハードルだけ約80cm縮まっていました!


そのコースは風向きによって、走る方向を左右に変られるようになっており、その方向を変えた際に大会役員が第8ハードルだけ位置をずらすのを怠ったのです。

役員は協議後、選手たちに謝罪、休憩後にもう一度決勝のやり直しをする事になりました。


池田選手は転倒の際、足に砂が食い込むケガをしましたが、そのまま出場、見事一位に輝きました!!


『抗議』ではなく『アピール』


他の選手と役員を動かしたのは池田選手の実力と、普段の姿勢があるから実現したんだと思いました。




先日行われた、男子ハンドボール北京最終予選にて、宮崎選手が必死に『アピール』をしていました。


国際レベルの選手はそういう所からして違いますね!!


末續選手、為末選手、池田選手、野口選手、土佐選手・・・


世界の強豪の中、陸上でメダルを狙えるのは、本当に凄い事だと思います!


オリンピックは陸上競技も目が離せません!!

ガンバレ!陸上!! ガンバレ!ニッポン!!