10年来ご相談いただいている、個人経営者のお客様、K様がいらっしゃいます。
どんな働き方であっても、誰であっても、お金に対して思うことには大小の苦手意識や恐怖心がつきものですが、
経営者として毎日、毎月、毎年、常に収益と向き合う立場では
自分と家族はもちろん
従業員の方の生活が自分の責任にかかっている状況は、慣れていたとしてもその重みは大変なものだろうと想像できます。
K様自身、ご自分にお金に対して苦手意識が大きいことの自覚があり、潜在意識上でもブロックを取ることに取り組んできました。
しかし現実でしっかりお金の大変さとこれでもかと向き合っていますので、
ブロックを取っても取っても・・という面があります💰
家業を継いでいる方ですので、先代(ご両親）や親族からの「お金・事業に対するプレッシャーと教え」が大変に強いのです。
K様のいちばんのブロックは私は大きい額のお金で苦労をする という思いです。
先日、K様の潜在意識にある「お金のイメージ」を見た時、今までと大きな変化がありました。
それは、「もう自分で手放すべきことはほんのわずか」
「あとは入れ物が回収されるだけ」
というイメージで出てきました。
具体的には、高さ2メートルはあるかという大きな衣装タンスが出てきました。
今まで、一生懸命にその中身を自分で整理しては捨ててきました。
だからもう、引き出しの中身は空っぽなのです。
あとは業者さんがタンスを回収してくれれば完了です。
そのタンス自体もなかなかの大物なので、運び出すのも大作業になりそうではありますが、このタンスがなくなり空間になったら・・！！
その時気持ちにどんな変化があるか、どんな解放感・爽快感があるのか
はたまたどんなきっかけでそのタンス回収作業は始まり完了するのか
一緒に見ていきたいと思います。
ところでそのタンスの中身を出す作業、いわゆる「断捨離」と言えますが
K様の身にはこの1年、怒涛の「物の断捨離、人間関係の断捨離」が起きています。
去年は、ご自宅、会社と合わせて800キロのゴミを出したそうです。すご！
現実でそういう変化を起こした先に、長年鎮座していた「最後の大物」との区切りがやってきます。
手放したいものが大きくても小さくても、善処をつくしてあとは流れに任せるしかない ということがたくさんあります。
自分に誠実に、現状がどうであっても感謝の気持ちがあれば、あとは勝手に出来事が起きてしかるべき方向性に決着をつけてくれることがよくわかります😊
ご相談者様の生き様を通じて、
そんな変化と経過を目の前で隣で見せていただいています。
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