宮本充のきまぐれ週報 -2ページ目

THE PARTY!


宮本充のきまぐれ週報


団昴には、「すばる倶楽部」というものがあります。

入会費は5百円。

入会後は、昴の公演を3割引きで見ることが出来ます。

年会費は2千円。

つまり、本公演なら、1年に1本と1幕分を見れば、元がとれます。

他にも、会員の方だけの特典がありますが、年に一回、日頃のご支援への感謝を込めて、「THE PARTY」というものを開催しています(有料)。

俳優の手作りの料理を楽しみながら、会員の皆さんと、直接おしゃべりを楽しみます。

俳優のパフォーマンスあり。

プチ上映会あり。

盛りだくさんの、楽しいひと時です。

上の絵は、会員の皆さんへ郵送している機関誌と一緒に、昨年お送りした、「THEPARTY」のお知らせのチラシ(表面)です。

この絵を、ここ三年間、僕が担当しています。

「みっちゃん、ちょっと描いて」と頼まれ、気軽に引き受けたところ、翌年からも頼まれることに…

今年は龍年なので、龍にしてみました。

名前もあります。

「タツジ」くん。

先輩の水野龍司(りゅうじ)さんがモデル。

水野さんは龍年生まれの年男。

しかし、先輩の女優さんに、「全然、似てない」と言われました。

「何これ?ワニ?」とも言われました。

ワニが、玉を持ってますか!



宮本充のきまぐれ週報

れは、今日、千秋楽を迎えたサード公演『暗い所で待ち合わせ』の劇場で配った、すばる倶楽部への勧誘のチラシ。

正月に、シコシコと描いてました。


タツジくんは、やめました。

ちょっと、不気味に見えてきて(水野さんではなく、絵のタッチが)。可愛い感じにしました。

スクリーントーンも使って、

吹き出しの台詞は、全部、手貼り。

非常に原始的です。

パソコンに色々なソフトが入ってはいるのですが、殆ど使いこなせません。

一枚仕上げるのに、相当な時間がかかります。


て、今回のブログは宣伝です。

2月12日(日)15時より、板橋駅前の「ハイライフプラザ」にて!

THE PARTY、今年も開催します!


お申込みの締め切りは、1月末。

まだ間に合います。

まず、すばる倶楽部にご入会下さい。

そして、是非、是非、お越し下さい。

お待ちしています!


すばる倶楽部の詳細は、劇団昴のホームページの「すばる倶楽部」のコーナーをご覧ください。






年賀状

けまして、おめでとうございます!

すみません!

すっかりご無沙汰してしまいました。


1月6日に劇団の新年顔合わせがあり、そこで先輩の女優さんに言われました。

「あなたのブログ、見ているわよ。でも最近、全然更新してないわね。三ヶ月も」

え、そんなに!?

確かに、なかなか更新出来ず、早くしなくてはと思っていたけど…

家に帰って、久し振りにパソコンを開くと、最後の更新が12月8日。

三ヶ月はオーバーでしたが、一ヶ月、更新してませんでした。

野球の最終戦の話以来、ぱったり。

こいつ、野球が終わったら、書くことなくなったな、と思われたでしょう。

まあ、それもちょっとありますが、12月は相当忙しかったのです。

なんたって、師走ですから。

一番忙しかったのは、年賀状作り。

僕は、年賀状を毎年、木版画で作っています。

一枚、一枚、刷ります。

これが大変なのです。

多色刷りにした時は、12月は、もう殆ど年賀状刷りで終わる、といった感じです。

今年の年賀状は、ブログの表紙の龍。

(うまく編集出来ず、2匹いますが…)


年の暮れの大掃除の時に、今までバラバラにとってあった過去の年賀状を一冊のファイルにまとめました。


宮本充のきまぐれ週報

12年前、2000年の龍の版画。

当時は一色刷り。


宮本充のきまぐれ週報
さらに10年さかのぼり、1990年の馬。

この頃は、とてもシンプルでした。


宮本充のきまぐれ週報
21世紀になってから、徐々に凝りだします。

これは、2006年の犬。

多色刷り。

版木は3枚。

刷るのが大変でした。


宮本充のきまぐれ週報
題材は、干支の動物ばかりではありません。

これは2007年。

かつての拠点だった、三百人劇場。

この前年に、老朽化のため、手放しました。


う20年以上続けている木版画の年賀状。

時々、刷るのが辛くなることがあります。

でも、送った人から、「毎年、楽しみにしてるわよ」と言われると、次も頑張ろうと思います。

しかし、ここ数年、年末は、腕が腱鞘炎気味に。

いつまで続けられるだろうか…。

グランド探訪(3)


宮本充のきまぐれ週報

葉が美しい林。

池では野鳥が泳ぎ、風車が回る。

ここはオランダではありません。

東京都立浮間公園。

東京の北、板橋区と北区をまたいだ場所にあります。

池の真ん中に両区の境界線があります。

境界線は、すぐそばの埼京線の駅まで続いており、ホームのちょうど真ん中を横切っています。

駅の半分が、北区の浮間という町で、残りの半分が、板橋区の舟渡という町。

よって、駅の名前は、「浮間舟渡」

風車の向こう、300メートル先は荒川で、その向こうは埼玉県です。

この公園の中に、林に囲まれた野球グランドがあります。

浮間舟渡駅から歩いて3分と近く、一面で、駅のそばには安い居酒屋もあり、草野球をするには良い所です。

浮間舟渡駅までは、池袋から10分強。新宿からでも20分弱と意外と近く、劇団の事務所が池袋にあり、また、こちらの方に住んでいるメンバーも多いため、よく、このグランドを使います。

いわば、昴の準ホームグランド。(ホームグランドは芝公園)


ただ、浮間舟渡駅には、快速が停まりません。

そして各停電車は、昼間は一時間に数本しかありません。

これがネックで、例えば池袋駅からなら、車内にいるのは10分でも、待ち時間も入れて、最低30分はみておかなければなりません。

先日の最終戦。

池袋駅から埼京線に乗ろうとしたら、各停が20分近く無く、快速に乗ることにしました。

浮間舟渡駅のひとつ先の戸田公園駅まで快速で行き、そこから、各停でひとつ戻ることにしたのです。

そして戸田公園駅で降りて、ホームの反対側にちょうど来た電車に乗り込んだのですが、それがまた快速で、浮間舟渡駅を通り過ぎて赤羽駅まで戻ることになり、結局、池袋駅から浮間舟渡駅まで、45分もかかってしまいました。


て、その最終戦を終え、

ついに念願の首位打者に!

打率、4割2分1厘。

夢の4割!

残念ながら、他のタイトルは逃しました。

打点王は辻さん。

盗塁王はマサさん。

ちなみに本塁打王は該当なし。(誰も打っていない)


しかし、試合の方は大敗でした。

相手はレッドパワーズという、とても強いチーム。

僕が投げて、メッタ打ちでした。

ホームランも打たれました。

試合後の納会に駆けつけた毒舌先輩が、成績表を見ながら言いました。

「今年のウチの負けの半分はみっちゃんが投げてるんだぁ…」


今年の昴は4勝7敗。

その内の3敗は僕なのです。

チームの負け頭(がしら)になってしまいました。

首位打者ぐらいで浮かれている場合ではありませんでした。

人数が足りないからと、風邪をおして出てくれた高桑さん、

「風邪が治るな」なんて思って、ごめんね!


宮本充のきまぐれ週報

レッドパワーズのオーナー兼選手の谷口節さん。

声優界の大ベテラン。

この日はヒットを2本打たれ、盗塁も決められました。

抜群の運動神経。

なんと…64歳!

若い頃は、フェンシングで日本のトップクラスの選手だったそうですが、今でも肉体的に僕よりも若い。

頑張らねば!と思います。