同窓会
「モリスの藍工房・いちご泥棒の歌」
無事、千秋楽を迎えることが出来ました!
皆さん、ありがとうございました!
真冬の公演。
音楽劇。
とにかく風邪をひかないうように。
それが一番でした。
表に出る時は必ずマスク。
寝る時もマスク(これが良い!)
うがい薬をペットボトルに入れて持ち歩き、
なるべく人の多いところは歩かないようにし、
無事、乗り切りました!
髭も剃りました。
少し、若返った気分。
さて、これは某スタジオでのスリーショット。
以前、「ザ・ビッグオー」というアニメーションのシリーズのお仕事をやらせて頂いたのですが、
先日、当時の方々と再会する機会がありました。
中央は、監督の片山一良さん。
右側は、声優の矢島晶子さん。
サンライズ・ステーションというサイトの中で、オンエア作品を見ながら、当時を懐かしむトーク形式の企画。
とても楽しいひと時でした!
片山さんは天才肌の監督。
関西弁で色々と解説してくれました。
「この受話器のコードの揺れ方で感情を表現するんですよ。今はもう携帯になっちゃって……」
「ガストンの顔が三段階でアップになり、最後に帽子のつばから雨のしずくが一筋、垂れる。これで緊迫感が増す訳です」
役者とは全く違う観点からの表現方法。
勉強になりました!
矢島さんは、本当に素敵な人。
「ビッグオー」の収録当時、矢島さんに、「クレヨンしんちゃん」の声で話しかけてくれと頼んだら、「やだあ、宮本さんったらぁ……」と、しんちゃんの声で、僕の耳元で囁いてくれました。
とろけました!
でも、おちゃめなところも。
このサイトの収録の朝。
スタジオに向かう途中、道に迷っている矢島さんに会いました。
「私、初めてのスタジオで……」
「僕は一度行ったことがあります。一緒に行きましょう。確か、こっちだったと……」
と行きかける僕を矢島さんは呼び止め、心配そうな顔でこう言いました。
「……宮本さん、方向感覚はいいですか?」
それって、大海原で漂流しているところを、通りかかった船に助けられ、その船の船長に、「この船、大丈夫ですか?」って聞いているようなもんですよ、矢島さん!