昨日は少し頭が重くてブログを更新できず、

無性にチョコレートが食べたくなり

好きなだけチョコつまんでも良い日と

決めて自分に甘い一日を過ごしていました。

さて、週末に受けた「嫌われる勇気」共著者、

アドラー心理学研究者でもある

哲学者の岸見一郎先生の講演会報告の続きです。

岸見先生の言葉は黒太字

私の脳内対話は普通黒字で書いています

支配関係か、依存関係か

相手を操作しようとする（思う通りに動かしたい）

子どもを早く寝かそうとして、

叱ることは親が子どもを支配している状態

言われた子どもが親に言われた事を

疑問に持たず寝るなら依存している状態

↓

親のいう人生を生きようとする子ども

（親の言う通りにすれば親のせいにできる）

（言われた子どもが）

親の助言は受けても、そのまま受け入れず

大人からの依存を抜け出す

　　↓

自立へ

（親にとって）

かわいい子どもとは、親の言うことを

聞く子ども

反抗期は主張できるようになった時期

親に従わないように生きていく

（親に進路を決めつけられた高校生の言葉）

「私の人生だから私に決めさせて欲しい。

もし、私がお父さんの言う通りの大学に行って

4年後に後悔したら一生お父さんを恨む」　

→責任は自分へ

支配、というとなんだか悪の権化がマントつけて

仁王立ちしている悪役イメージ（古い？）

を思っていたら

「子ども（もしくは誰か）のためを思って」

言っている自分に「支配」のイメージは

少し遠く感じるかもしれません。

相手を思い通りに動かしたい

が自分の中にあり、相手の反論を受け付けず

言うとおりにさせていることは支配

そう考えると

かわいい子ども、は親の言うことを聞く子ども

を乱暴に言い換えをすれば

「私はうちの子をしっかり支配出来てる」

と笑顔で言っているようなもの。ｺﾜｯ

確かに反抗したり、文句を言ったりする子どもは

「可愛くない」「扱いづらい」となりやすい

けれど彼らが1人の人間として自分の意見を

言っていると受け止めると、

対等な関係の相手なんだと理解できます。

ここで、ふと以前の講演会で聞いた

お話を思い出しました。

岸見先生の息子さんがスーパーでお菓子を

買って欲しいと大声で泣いた時、

先生は息子さんに

「泣かなくていいから、お願いして欲しい」と

伝えたそう。

すると息子さんは

「お菓子を買ってくれたら嬉しいです」と

泣かずに伝えてくれたのでお菓子を買った。

と言うお話なのですが

「大概は言われている内容ではなく、

言い方が嫌なだけ」

という言葉が印象的でした。

1人の人として、自分のして欲しい

ことを言葉でお願いすることを

学んだ子どもは、

自分の意見を人に伝える方法を学び、

対人関係を築くスキルを身につけて

いくのではないでしょうか。

少なくとも大人になって

暴言や暴力で自分のして

欲しいことを伝える

人間にはならないですよね。

支配でも、依存でもなく

自立した人同士の対等な関係

を目指すには

課題の分離をして

共通の課題にして

話し合う

が必要になります。

少し長くなってきたので、続きは次回へ

今日も応援しています。

（分かりやすいので親子の例が出ていますが、

親子だけでなく、上司と部下の関係や、

お店の人とお客さんの関係など、

自分自身の身近な関係に当てはめて

読んでみてくださいね。）

【アドラー心理学】かわいい子どもは親の言うことを聞く子ども？