MRJの開発で頓挫しましたが、また航空機開発を2035年を目標に行うことになったようです。
また航空機の開発、国産化を目指すかと自体はともかくなぜ失敗したのかきちんと理解しているのかが問題です。
MRJについてはこのブログでも何度か取り上げていますが、プロジェクトが失敗した理由は、
①FAAの型式認証をあまりにも甘く見ていた
②その知見の取り入れがあまりにも遅すぎた
大きくこの2つ。
その為国交者が関わるのが一年遅れ、そして有識者の取り入れに数年遅れて致命傷となりました。
しかも終了の判断もあまりにも遅すぎましたし。
MRJは国家肝入れプロジェクトであったにも関わらず、他のメーカーが及び腰で結局三菱重工のみとなったのも失敗の要因かと思います。
今回は複数の企業で取る組むようですが、それでうまく行くわけでもありません。
また技術はあると言ってますが、トラブル続きだったのにどの辺りを持って技術があると言ってるのかも疑問です。
最大の問題はプロジェクト管理かと思うのですがそこはどうするのか。
疑問だらけですが、失敗を踏まえ上手くいくといいのですけどね。