今年9月に発覚した団員の死亡(自殺)問題。
その原因が過重労働と先輩団員によるイジメ・パワハラだとされる中、劇団は過重労働以外をいまだ認めずきちんとした遺族への謝罪もなし。
今月末に再度遺族側との面談をするとしてますが、正直何も変わらないのかなと思います。
劇団内部からも改善を望む声や何も変わろうとしない劇団に失望して?体調を崩したりし上演の日程は大幅見直しを予期なくされているようで、HPに掲載された日程に関する概要を読みました。
概要は以下の通り。
▽稽古日数ならびに舞台稽古日数を増やし、一部公演の初日を後ろ倒しする▽本公演(宝塚大劇場公演・東京宝塚劇場公演)の1週間あたりの公演回数を「週10回」から「週9回」に削減する▽2024年1月~3月の間の新人公演は、東京宝塚劇場のみの上演とするという3点。
週10回から9回って改善なんでしょうかね?
団員らがボイコットなどをすれば開園するのは無理ですから日程は見直しせざるを得なくなるのでいやいやだろうけど日程については変更。
そして過重労働に関しても場当たり的な対策を提示しだというところでしょう。
宝塚歌劇団の問題は異常なまでの上下関係とその強要。
更に男役と娘役間のあまりにも不平等な待遇(娘役は個人ファンクラブを原則作れない等)
先輩に逆らえない、いつの時代かすら不明の伝統??が巣食ってそれが今もなお続いているのだから狂っているとしか言いようがありません。
運営する宝塚歌劇団とその親会社の阪急電鉄はその異常な実態に何一つ改善をしないまま現在にいたり、団員死亡の問題がメディアを通じて発覚するも早々に対応などはせずに放置。
世論が炎上してようやく会見を開いたもののイジメ・パワハラについては内部から情報が挙がっていたにも関わらずそれを隠蔽して堂々と嘘を付くなど企業としてガバナンスが何一つ出来てないことを世間に晒しました。
真に唾棄すべき企業です。
グループトップの角和夫は逃げるように音楽学校の理事長から離脱。
会見当時の理事長も退任しましたが、後任は音楽学校の理事長も兼ねるあり得ない人事。
しかもその人物は遺族に証拠を出せとこれまたありえない発言をする始末。
令和の現在、ここまで腐りきった組織があったのかと思いました。
今月下旬の遺族との面談が終っても特に状況は大きく変わらないと思います。
それは経営母体が変わらないから。
だから潰すか売却するべきだと以前にも言ったんですよね。
とはいっても親会社、阪急電鉄に売る気は無いだろうし大幅な改善する意思もないでしょう、阪急阪神HD会長の角和夫の行動を見れば明白です。
下から突き上げて変えようという動きも恐らく起きないでしょう。
その機運が得ればとっくに起きているでしょうから。
では変えるには、いや変わって欲しいとファンが望むならですが徹底した不買運動を起こすしかありません。
まあそれぐらいやらないと変わりませんよ、奴らは。
ファンみなさん、理解してます?
まあ個人的には潰せばいいと思いますよ、ファンが騒ごうと日本にとっては大したことではないですから。