No次から次に問題噴出の大阪万博。
あまりにも問題が多すぎて一つに絞れないのでリストアップしてみます。
■確実に間に合わないパビリンオン建設
既に500日を切ってるのにパビリンオンの建設の目処が立っていないものが多数。
時間を節約するためタイプXを推奨しているものの、費用は高級レストラン(だったかな?)より面積あたりの費用がかかる。
博覧会が終わった壊す建物なのにね。
しかもデッドラインはとっくに過ぎているので完全に間に合いませんね。
さて当決着させるのか。
■無駄だらけの巨大な日除け
そして海に浮かんでいるように見える巨大な日除け。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/263346/1/1/
実は埋め立てたところに建てわざわざ浮かんでいるかのごとく演出するんだとか、何だかね。
そして自慢の伝統的貫工法で釘やボルトなどを使わないのが売りなところが、釘もボルトも使用します、たって。
しかも費用は344億円で、5m当り一億円なり。
当然博覧会終了後撤去なので作り捨て。
ほんとに巨大な無駄です。
■過去の成功体験にすがる大阪万博
そして 今回の大阪万博、55年も前の成功体験をもう一度なんて思っている人がどうにも多いようで危険極まりない。
しかも熱心に推進していたのが故堺屋太一氏。
どうにもたちが悪いですね、正しいと思い込んだ人が多数いるのは間違いないでしょう。
今回の万博というより五輪やこの手のイベントは赤字を抱えるだけで得るものが少ないというのが最近の常識です。
今回はいくら負債を抱えるのでしょう。
大阪の皆さんは覚悟をして下さい。
詳細は以下の記事を一読ください。
■「電気が来ない?」「水道が来ない?」可能性ありの大阪万博
https://news.yahoo.co.jp/articles/00db33088de5bec890039379cf5df5e89eb7058c
元々人が住んでなかった所にパビリンオンを作り人を招くわけですから、1からインフラ整備が必要です。
まずは電気ですが、変電所の設置すらまだトラブっているようです。
最終的に何とかするのでしょうが、そうでなかったときはどうする?
また上下水道も1から整備。
これも間に合うのか際どいのですが間に合わなかったときは…仮設トイレ?(苦笑)
まあこんな土地でわざわざやらなくても良かったのに、万博誘致とインフラ整備を兼ねてやろうとしたんでしょうね。
確実に破綻する気がします。
■費用は一兆円超え?
既に元々の想定費用を大きく上回って、更に夢州へのアクセスのために1000億円?もかかるとか。
なにかの資料ではシャトルバスが45秒に一本何て超非現実的な事も書かれていたようです。
すべては関西が元気になるためのイベントでしょうから、政府からの支援は大幅に絞ったほうがいいと思います。
■IR誘致に莫大な費用がかかる地盤改良が待っている
大阪万博は失敗に終わるのは確実でしょうけど、ホントの地獄はその後です。
IRを誘致するにはそこに巨大なビル、高層ビルなどを建てることになるのは間違いありません。
横浜のみなとみらいの様なものをイメージしているのでしょう。
でも、みなとみらいは地盤整備に多額の費用と時間を掛けて行ってきたわけですが、夢州はこれから埋立地を掘って地盤改良をし、高層ビルが建てられるような土地に改良したいわけですよね?
ちなみに、みなとみらい地区では地盤沈下しないようにきっちり地盤整備し、その費用は2000億円かかったとされています。
80年代からやってきたことなので現在だといくら掛かるのやら。
兆円のオーダーは覚悟しないといけないと思います。
さて千億程度ではすまない訳ですが、大阪にそんな財政力があるんでしたっけ?
現実性の乏しい夢は、特に行政は見ないほうがいいですよね。
これだけでも全てではないですが、大阪万博、やりますか?止めますか?