辺野古移設は必須ではなくなった? | 宮本 茂@横浜 書きたい事を書くブログ

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先日の沖縄知事選では、移設反対ぐらいしか主張のない玉城デニー氏が当選してしまいました。

これでまた、普天間基地の完全な返還が遠退いてしまいました。

付近住民の皆さんはこれでいいのでしょうか?

 

しかし、最近読んだ記事で、移転先の辺野古基地の必要性が薄れているとの指摘をしているものがありました。

 

 

 

要約すると、米軍、海兵隊の対中国戦略が大きく変わったというのが理由。

これまで(少し前)は、海兵隊は敵地に艦艇で乗り込んで作戦を遂行するのですが、それを支援するため航空兵力も保有しています。

アフガニスタン等のテロ組織を相手にしている時はそういう作戦でいいのでしょうが、トランプ大統領の時に撤退。

その後米国が対峙するのは民主主義国ではない相手。

つまり、中国、ロシア、イランなどの国々

沖縄の部隊も相手にするのは主に中国となり、年々巨大化している海軍を相手にこれまでの作戦でという訳にはいかなくなったので、基本戦略を変更したということです。

つまり、島国の基本戦略・戦術である「接近抑止」に変更したということです。

どういうことかと言えば、ロシア・ウクライナ戦争でロシアの黒海艦隊の旗艦、モスクワが撃沈されました。

その時に使用されたのが地対艦ミサイル、ハープーンだとされています。

一定の距離内に近づいたら撃沈するぞと。

以後は不用意に近づかなくなりました。

これと同じ戦略を取ろうというわけです。

となると必要なのは、より台湾に近い島嶼に地対艦ミサイルを設置すること。

当然複数配備しないといけません。

 

米軍としては普天間の基地を何としてでも辺野古に移設しなければならないではなく、別の場所にミサイル基地を設置したいわけです。

台湾に近い島嶼部などに。

それをきちんと理解している人物があまりにも少ないことは大問題です。


では、辺野古基地計画を中断白紙にすればよいのか。

それはNoだと思います。

そんなことをすれば反日親中の基地外を喜ばせるだけで、デメリットの方が大きいと思います。

先ずは普天間基地から辺野古への移設を進め、それと並行して地対空ミサイル基地の設置を進めるべきでしょう。

ホント、反日サヨクは度し難い。

加えて戦略を理解できない国会議員の情けないこと。